友人の家に長居せずスマートに帰る方法
忘年会や新年会といった季節の飲み会だけでなく、不況のせいもあるのかもしれませんが家で飲んだり集まったりすることが多くなったような気がします。久しぶりにあった友人の話を聞いたり、家の様々なインテリアなどを見ていたりするとあっという間に時間が経っていってしまうものです。友人としてはもっといて問題ないと言ってくれるのですが、それはあくまで建前であり、時間感覚が薄くなってしまい夜中までいられたら疲労もたまるでしょう。だからといって「そろそろ時間なんで帰ってください」ということもできません。
そのような気配りはホスト側ではなくゲストであるお客様側が切り出すのがマナーと言われています。その目安としてはコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんは以下のようにアドバイスします。
・ランチの招待:夕方までには帰ること。
・ディナーがメインの場合:夜9時から10時が限度。
・アフタヌーンティー:夕食前には引き上げる
いずれも帰る時期が来たと思ったら「そろそろ失礼させていただきます。」の言葉を忘れないようにし、すごく楽しい場であっても自分たちの中で自制心を持つ必要があるのです。さらに「とても楽しくてすぐに時間が経ってしまいました。そろそろ失礼させていただきます。ありがとうございました。」というように感謝の言葉を添えてあげるとより効果的で、ホスト側もまたこの人たちを呼ぼうという気持ちと共にパーティーをやってよかったとお互いが思える状況を作り出すことができるのです。
このようにほんの少しだけ、相手の立場になって気を遣うことができるような心の余裕を常にどこかに持っていたいものですね。
【参考】日経Plus1 2009/11/28
◆関連する記事◆