専修大学「黒門祭」へ
前日の新聞折り込みに専修大学・春の学園祭と銘打って黒門祭へのお誘いがあったので、早速子供と奥さんと3人で出かけてきました。専修大学では三大祭といって、他に鳳祭などがあるそうです。
朝10時に長い上り坂を登って正門にたどり着くと、まず感じたのが「本当に今日、学園祭を行うのかな」という疑問でした。イメージとしては正門前に華やかな門が登場し、出店も多く登場して人出にぎわっている様子を想像していたのですが、ほとんど人はいません。というか全くいないので、思わず中庭で子供と3人で遊んでしまったくらいでした。
それでも、このまま帰ってもつまらないし、5箇所回るとお米1kgをもらえるということもあって、現在開いているところを探すことにします。回ったのは以下の通り。
・美術研究会「黒門展」
・ジャーナリズム研究会「キャンパスマガジン販売」
・漫画研究同好会「イラスト展示」
・写真研究会「写真展」
・カメラクラブ「写真展」
・三曲研究会「演奏会」
お話を伺うと、この黒門祭は学術文化系のサークルによって成り立っているということで、プログラムを見ると確かに文化系サークルの名前が並んでいることが分かります。今回回ったどれもが、かなりの時間を使って準備をしたんだろうなと思うほど多くの作品で溢れていました。
なかでも特に凄いと思ったのが三曲研究会の演奏でした。箏や三味線、尺八を使った邦楽というと古風な調べを想像しますが、この三曲研究会の演奏はこれまでのそういった考え方を全く変えてしまうほどの新しい演奏形態を確立しているのです。箏については、木の部分を使うことによってリズム感を出しています。残念ながら子供が騒ぎ出してしまったので早々に撤退しましたが機会があればまたじっくりと聴きたいと思います。
人はそこまで多くはなかったのですが、逆にじっくりと見ることができて大満足でした。子供もはしゃぎすぎたのか、いつもよりも1時間以上早く爆睡してしまいました。学生の皆様、本当にお疲れさまでした。そして丁寧なご対応ありがとうございました。
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