地域を巡る謎を探るアドベンチャー
毎年この時期に開催されている地域の子育て支援イベント「たまたま子育てまつり」
子供も大きくなるにつれて、これまで楽しみんでいた段ボール迷路や風船プールといったアトラクションが規格外であることを悟ってしまった今回。
若干しょんぼり気味の子供に元気を与えてくれたのが、ふくろこうじさんのパントマイム、川崎アトム工房の科学実験とリアル謎時(なぞとき)アドベンチャー「魔王とキミと予言の書」でした。
「魔王とキミと予言の書」は、区役所周辺の5つのポイントへ実際に行って謎を解きながら、最後に魔王をやっつけるというもの。
物語としては、「遠い未来の世界で「大魔王」によってアザラシに姿を変えられた「たまくん」と出合った主人公が、未来の危機を阻止すべく、祖父の記した「予言の書」を手に謎を解いていく」という立派なヒーローになれる要素を含んでいます。
街のあちらこちらに、企画して頂いた専修大学の学生の皆さんが待機していて、上手く誘導してくれたりヒントをくれたりしてサポートしてくれます。はじめは乗り気でなかった子供も、問題を自分でクリアする楽しみを覚えたのか、早く次に行って敵をやっつけようと手を引っ張るようになります。
こうなると、親としても嬉しくなり、単なるイベントが本当に自分たちが主人公になったのではないかと思うくらい特別なものになっていくのです。
最後の問題も無事にクリアし、アザラシのタマくんからお手紙をもらってもの凄く嬉しそうな表情の子供を見つめながら、次回に開催予定の第2弾もぜひ参加したいと思っています。
今回企画して頂いた専修大学の皆さん、本当にありがとうございました。こういうイベントでこれまで知らなかった街の魅力を感じることができるともっともっといいと思います。
(参考)東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20140921/CK2014092102000142.html
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