やる気を上げるためにすること
人間の連続した集中力は40分程度といわれています。その間にいかに効率よく仕事や勉強をこなすかが大切なのです。そしてもうひとつ大切なのが、次の40分に向けてどのように息抜きをするかです。比較的のっていてどんどん進められそうな時は構いませんが、少し壁を感じてしまい、行き詰まってしまうこともあるでしょう。
そんなときに、周囲の人はどのように息抜きをしているかについてとある調査結果から考えてみたいと思います。(アイシェア調べ:有効回答数397)
◆やるべき仕事があるのに、職場でやる気が出ないことはありますか?
・よくある 31.0%
・たまにある 55.2%
・ない 13.9%
◆やる気が出ないことが「よくある」「たまにある」と答えた人に、職場でやる気が出ないとき、どんな方法でやる気を出しているか、当てはまる項目をすべて挙げて下さい。
・軽食やお茶・コーヒーなど飲み物を摂る 53.5%
・トイレに行く 37.1%
・誰かと話す 31.3%
・終業後の楽しみを考える 24.3%
・ストレッチなど軽い運動をする 23.7%
・ネットサーフィンをする 21.1%
・机の整理をする 15.5%
・パソコンのデータを整理する 14.6%
こうしてみてみると、職場でやる気が起きないことがあると答えた人は全体の8割にものぼることが分かります。つまりほとんどの人がどうしてもやる気が起きないことがある中でどうにかしてそれを打開しようとしているのです。仕事や勉強には必ず期限があります。その期限に間に合わせるように、このやる気を上げていく必要があります。
自分がやる気を上げる方法としては、一度5分程度でもいいので仕事のことを忘れて遠くの自販機まで歩いていきます。そしてジュースを1杯飲んでまた戻っていくのです。自分の席についたときに改めて仕事のことを思い出し、取りかかっていくのです。結構歩いてみると、リフレッシュすることもでき、戻ったときにまたいいアイデアが浮かんできたりします。大切なのは仕事のことから完全に離れること。悩んだまま席を立ってもあまり効果はありません。
また、誰かと話すのも自分にとってはいいリフレッシュになりますが、相手にとってがそれが単に邪魔をされているに過ぎないことも珍しくありません。必ずしも相手と自分が同じ時間に休憩を取りたいわけではないのです。
以前のブログでも紹介しましたが、リフレッシュは時間を区切らないとずるずると長引いてしまいます。そういう意味でデスク上でリフレッシュするときには、余計気を遣う必要があります。
いずれにせよ、このあたりは個人差が非常にあるものなので、この中で自分がやってみて確かにリラックスして気持ちを切り替えてやる気が出てくるものを探してみるのがいいと思います。それでなかったら、また別な方法がきっと見つかります。焦らずにゆっくりとそういう方法を探していけるといいですね。
【参考】RBB NAVi
http://www.rbbtoday.com/news/20090622/60738.html
やる気のスイッチ! (2008/11/21) 山崎 拓巳 |
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