二日酔いをはやく治すために
大学の頃はどんだけ飲んでも次の日は普通に1限から授業を受けていました。会社に入ってからも同期10人くらいで「テキーラ祭」と称して、テキーラしばりでタイミングを合わせて飲むという荒技を何度も繰り返し、それでも次の日に休まず会社に行っていたものです。それが時が経つにつれてお酒が次の日まで残るようになり、すごく疲れた一日の終わりに飲んだグラスビール1杯で次の日に二日酔いになるほどお酒が弱くなっていきました。
■アルコール分解の仕組み
アルコールの分解能力が下がったんでしょうが、改めて分解する仕組みについて復習しておきます。体内に入ったアルコール(エチルアルコール)は肝臓でアセトアルデヒドという物質に変化します。さらにアセトアルデヒドを分解する酵素であるアセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に変化し、これが最終的には水と二酸化炭素に分解されます。
この酵素の量が少ないと分解がスムーズに行かずに悪酔いや二日酔いを引き起こすのです。日本人の40%はアルコールに弱いとされています。
■二日酔いからはやく立ち直るために
いつまでも二日酔いのまま、家で気持ち悪さと頭痛に悩まされているわけにはいきません。気のせいかもしれませんが、風邪などで体調不良の場合には会社も家族も寛容で「はやく治してね」と優しい言葉がかかるのですが、二日酔いの場合には自業自得だと突き放し、会社を休んだ次の日になんとなく冷たい視線を感じたりします。次の日になるべく早く立ち直りたいですよね。そこで二日酔いに効く方法を紹介したいと思います。
(ポイント1)水分補給
スポーツ飲料や味噌汁を飲みます。
(ポイント2)タウリンやシスティン
タウリンはカキやイカに含まれており、システィンは枝豆やゴマ、ソバに多く含まれます。錠剤になったものもあるのでうまく利用しましょう。
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(ポイント3)果実
リンゴやイチゴなどの糖分の多い果実をとることも有効です。
(ポイント4)ドリンク剤
市販のドリンク剤で気持ち悪さなどを緩和するのもいいでしょう。例えば、液キャベコーワUやソルマックなどがあります。
自分の体にあう食材をうまく利用して、つらい二日酔いを一刻も早く追い出しましょう。ただし、つらさから逃げ出すように迎え酒をすることだけは絶対に避けましょう。アルコール依存症の元になってしまいます。
【参考】日経Plus1 ファーストエイドの薬箱 1月17日
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