脚がつったら疲れてる証拠?
時は丑三つ時。
すやすやと眠っている奥さんと子供のそばで、突然目を覚まします。なんだか痛いなぁと思い、どこが痛いのかしばらくぼーっとしていると、ますます痛みを増してきて、ようやく痛い場所が脚のふくらはぎであることがわかります。
あまりにも痛くなって、二人を起こさないように努力し、脂汗をかきながらようやくリビングルームへはいつくばって進み、そこからはひたすらうずくまって痛みが去るのを待ちます。
かれこれ30分はしたでしょうか。ようやく痛みもおさまってきて、ベッドに戻ることができました。次の日早速薬局へ行き、湿布を購入して数日経って痛みが完全に消えたのです。
平石クリニックの平石貴久先生によると、筋肉のけいれんは体内のカルシウムとマグネシウム不足が原因だそうです。さらに、寝ている間に起きるけいれんの直接の原因は、日頃の疲労が重なることによるものだそうです。
対策としては、つま先が伸びて関節が動かなくなったら、壁やベッドの板などに伸びたつま先をゆっくり当てます。少しずつ体重を掛けて脚の関節を直角まで曲げると良くなるそうです。
誰かがいるようであれば、両手で足先を包むように持ってもらい、ゆっくりと元の角度まで曲げてもらいます。さらに、膝を伸ばして片足を高く上げ、痛くない角度まで曲げてじっとストレッチすると、30秒程度で治るそうです。
その時、知りもしなかった自分は悶々と30分がんばり続けたのでした。痛みに耐えるのは男性の方が苦手とよく言いますが、本当にその通りですね。半分泣いてましたから。
カルシウムとマグネシウムの補給として、すりごまがいいそうです。黒ごまでも白ごまでも何でも構わないとのことなので、明日からたくさんご飯に振りかけたいと思います。もうあんな痛い目にはあいたくないので。
【参考】日経Plus1 10月11日
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