遅延証明書もケータイでGET
今は、遅延証明書をもらうのに駅係員が配っている場所を見つけて、そこで同じように欲しい人の列に並んでようやくGETします。でも、予め会社には遅れる旨の連絡を入れているために、GETした遅延証明書の多くは使わないことが多いんですが。
それでも、入学試験や遅れてはならないような重要な場面では、この遅延証明書の提示が求められているところもあったりして、電車が遅れた場合には持っていたほうがいいんですよね。
そんな遅延証明書を携帯サイトでGETできるサービスをJRで6月27日から開始するそうです。
このサービスは、列車に遅れが生じた場合に発行される遅延証明書を携帯と連携して受け取れるようにするもので、利用の流れは以下の通り。
1. 予め遅延証明書サービスに登録しておく
2. 電車が遅れると、携帯サイトへ遅延証明書データが掲載され、携帯にメールが届く
3. 自分の携帯からPCへメールを転送する
4. 自分でプリントアウトして遅延証明書とする
もちろん、携帯サイト上に表示される遅延証明書を誰かに見せるのもいいんですが、提出しなければならないときはプリントアウトします。試験会場とかで、携帯電話を見せるだけで試験管がOKというのかが謎なところですが、紙の場合と同様に本物を証明するのかが難しいところだと思います。試験管の前で実際にアクセスして見せるというのもありかもしれませんね。
同じようなサービスが、私鉄でも開始されるといいなと思います。
■サービス概要
・サービス名称: 遅延証明書サービス
・対象路線: 東海道線、横須賀線・総武快速線、京浜東北線、相模線、横浜線、南武線、山手線、中央線快速電車・中央本線、中央・総武線各駅停車、宇都宮線・高崎線、埼京線・川越線、常磐線各駅停車、常磐線快速電車・常磐線、青梅線、武蔵野線、京葉線
・提供基準: 携帯コンテンツ「鉄道運行情報」で告知した遅れのうち、朝7:00から9:00の間に上記対象路線でおおむね10分以上遅れたものについて遅延証明書を発行
・サービス開始: 2008年6月27日
・対応機種: ドコモのFOMA、auのWIN/1x、ソフトバンクモバイルの3G、ディズニーモバイル、ウィルコムのCLUB AIR-EDGE対応の各機種
アクセスは http://www.jikokuhyo.co.jp/ から、あるいは、
・iモード:iメニュー→メニュー/検索→交通/地図→鉄道/バス→鉄道運行情報
・EZweb:au one→カテゴリ検索→地図・交通・旅行→鉄道・乗換→鉄道運行情報
・Yahoo!ケータイ:メニューリスト→交通・グルメ・旅行→鉄道→鉄道運行情報
・AIR-EDGE PHONE:オフィシャルページ→エリア&グルメ→乗換案内→鉄道運行情報
から。
【参考】+D Mobile
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0806/19/news137.html
言い訳の教科書 (DATAHOUSE BOOK 45) (2007/01) 諸岡 雪舟 |
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