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スーパーでの給水サービスの改善提案

2011/08/23 Category: 日記

今やどのスーパーでも専用ボトルをあらかじめ購入するだけで、いつでもきれいな水を汲み放題というサービスを提供しています。逆浸透膜(Reverse Osmosis)を利用した水の浄化システムによって、水道水でもきれいな水を手軽に手に入れることができるので、利用者としては何もなくてもとりあえず水だけ汲みに行こうという流れになります。

スーパーとしても、来店機会を増やしついで買いの頻度を上げることができることから、まさに双方にとってWin-Winの関係にあるといえます。自分も家に3つほどボトルを購入していて、こまめに汲みに行っています。汲んできた水は様々な方法で使っていて、飲み水としてだけでなく食器洗いの最後の仕上げとして、うどんやパスタといった水が味に重要な役割を果たすようなものに利用しています。その違いを明確に説明することはできませんが、カルキのにおいが一切しない水は体にもいいのではないかと思っています。

そんな給水サービスですが、利用するにあたり非常に困っていることがあります。それはボトルについてです。ボトルは当たり前の話ではありますが、店舗まで持っていって汲んだ後は持ち帰る必要があります。利用者はボトルそのものを購入し、それを使い回すかたちを取っています。

しかし、このかたちですと必ず汲みに行こうと思うのは家庭からになります。汲んだ水を利用する家からボトルを持って行き、汲んだ後にまた持ち帰る。これ以外の利用方法はありません。そうなると、会社帰りなどにスーパーによって水を汲んで帰るということができないのが現状なのです。

特に一人暮らしの方でスーパーから家までが遠い場合には、水を汲むのは土日の休みの日くらいに限られてしまうことになり、非常に利便性が低いことがわかります。会社帰りに給水して持ち帰る、この利用方法が求められているのではないかと思います。

では、それを実現するにはどうしたらいいでしょうか。その方法は大きく以下の2つの方法があるのではないかと思います。

1. レンタル制の導入

ボトルをレンタル制にします。実態のボトルを購入するのではなく、購入するのは利用権だけ。はじめにお金を払うことによって、ポイントカードなどに給水サービス利用権などを登録してもらいます。ボトルはスーパーでポイントカードをかざすことで入手し、それを使って給水して家に持ち帰ります。

翌日以降、家からボトルを持ってきてスーパーのポストや窓口に返すことによって、ボトルは再利用されていきます。今のままボトルを購入している人も利用することができるようにしておけば、大きな混乱はないでしょう。お店としての負担はボトルのレンタル制にする際のシステム導入コストとボトルの洗浄費用があります。このコストと、出先から帰宅する人の消費増による売り上げ増加との天秤によって実現の可否が問われるでしょう。

2. ボトルお預かり

ボトルに個人がわかるようなラベルを貼っておき、お出かけをする際にスーパーにボトルを預けておきます。帰りにそれを受け取って給水して帰ります。ボトルを預かるだけなので、洗浄等を行う必要はありませんが、個人を特定するための仕組みを導入するコストはかかるでしょう。

このように、給水サービスをもっと広い場面で利用できるようにすることによって、店舗としてもさらなる売り上げ機会を増やすことができますし、利用者も出先から帰り際に水を汲んで帰ることができるようになり、双方にメリットがあるサービスとなるのではないでしょうか。是非ご一考頂ければ幸いです。

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