あしたまにあーな

ある程度年齢を重ねていくと、「昔はよかったなぁ」って思ってしまいます。

昭和の時代ってすごく懐かしいし、なんか戻りたくなる気持ち分かります。

なんで、「三丁目の夕日」や駄菓子屋さん、ラーメン博物館のようなレトロなものが受け入れられるですよね。
それをきちんと分析している人がいます。

精神科医の香山リカ先生によるとキーワードは「不安」と「優位」とのこと。

「年齢を重ねると、今の時代や若者についていけなくなるのではないかと不安になります。
価値観や好みに違いがあると、それを否定したい感情と若さを失っていく不安が入り交じると思うんです。
そこで自分が若かった時代の文化などを振り返って『あっちの方がよかった』とか『人間味があった』と肯定することで、不安から逃避しようしているんじゃないでしょうか。

あとは、年輩者が若い人に対して絶対的に優位に立てるのは、彼らが知らない時代を体験しているということ。だから『昔はよかった』の一言で『オレはお前らが知らないいい時代や大変な時代を知ってるんだ』と優越感を感じる一面もあるかもしれません」

自分は、もし戻れるのなら高校時代に戻りたいです。
部活ももっと気合いを入れてやれたと思うし、いろんな事にチャレンジしたかったです。

でも、いろんな事があったからこそ今の自分があるのです。

どうがんばってもタイムマシーンは今の時代にはありません。

なので、今という時間を後悔しないよう精一杯楽しまないとね。

【参考】R25.jp
http://news.livedoor.com/article/detail/3439684/