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パスポート手数料の使い道

2008/02/23 Category: ニュース

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パスポートの更新に行った課長が朝からプンプン怒っています。

5年で9000円、10年で14000円もの手数料がかかるのですが、多分なんでこんなにかかるんだろうって考えることはないと思います。自分も今までこういうものだと思っていましたが、課長は納得がいかないらしく色々調べたそうです。

するとその内訳とは・・・

パスポート自体の実費:4000円
効用分: 年間1000円×年数

というのです。初めの奴はパスポートを製作するためにかかる費用でICチップが入った物になって4000円になったそうです。これはまぁ仕方ないですよね。これは5年物も10年物も同じです。

問題なのは、効用分。

効用分というのは、日本人が外国で事故やトラブルなどに巻き込まれた時に在外日本大使館にお世話になる手間賃で、毎年分を納めるようです。そして一年間で国民から徴収する効用分の合計がなんと350億円も。莫大な金額ですよね。

莫大な金額ではあるが、これが本当に海外での国民保護やサービスの向上に使われているならいいんです。

でも、なんとこのお金は外務省へ入っているのではなく、財務省の一般会計へ入れられているというのです。これではどれくらいの額の効用分が正しく海外で国民のために使われたのかまったく解からなくなってしまいます。

ICカードになる前に更新してしまった人が、ICカード付きにしようと思って持って行っても、14000円なり9000円といった全額を払わないといけないのです。なんかおかしいですよね。実費は当たり前だと思いますが、それ以外は、差額の年数分だけ支払えばいいはずです。

本当にこれだけの金額をきちんと外国でのトラブルから救うために使っているのでしょうか。ここにも使途不明金があるように思えてなりません。




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