江の島がトレジャーランドになる日
自分が小さい頃から遠足などでよく出かけた場所のひとつに江の島が挙げられます。江の島は小さい島ではありますが様々なところに楽しさが詰まっている数少ないレジャースポットの1つなのです。
まず、江の島に足を踏み入れる前にシラス丼でお腹を満たし、新江ノ島水族館で優雅な水中の楽園を楽しみます。ちなみに新江ノ島水族館の年間パスポートは2回行けばモトが取れるほどお得です。そして、江の島に足を踏み入れると麓では様々な海産物のお店、坂を登っていくと雑貨のお店などが軒を連ねていて個々だけ見て帰ってきても十分おつりがくるほど楽しめます。
でも、ここで引き返したらもったいなく、山の頂上の江島神社は必見でしょう。エスカーで登っても構いませんし、ゆっくり足で登っても構いません。地名は江の島、駅名は江ノ島ですが、神社名は江島なところが不思議ではあります。さらに、その先にある江の島岩屋まで行くと完璧でしょう。この自然の造形美を一度は見ておきたいものです。このように江の島の魅力は、それぞれの年代や興味に応じてそれ相応に楽しむことができるような見どころがあることに尽きるような気がします。
そんな江の島が期間限定で「宝島」に変身するアツイイベントが繰り広げられるそうです。それが、藤沢市観光協会が主催する「エノシマトレジャー?暗黒竜ジェノンの復活?」。開催期間は2010年2月6日から2010年3月31日までで、場所は藤沢市江の島、参加費は無料だといいます。
このイベントは、江の島全体を舞台にした大型の宝探しイベントで、参加者はまず、藤沢市内の各観光案内所、小田急線各駅などで配布される「宝の地図」をもらうところから始まります。そこに記された3つの暗号を解読し、江の島島内に仕掛けられた3カ所のポイントからキーワードを探します。さらにそれらのキーワードをもとに、最終キーワードが収められた宝箱を見つけることができれば、最後に「宝の地図」を完成させ藤沢市観光センターへ行くとエノシマトレジャーオリジナルグッズをゲットできるという仕組み。さらにWebでWチャンスに応募すれば、抽選で新江ノ島水族館や江の島アイランドスパのペア入館券など、豪華プレゼントが当たるチャンスもあるというイベントなのです。
宝探しには丁度いい広さの島といえると思います。行きなれた人もそうでない人も、トレジャーハンティングをしながら、江の島の魅力を感じることができるすばらしい企画だといえるでしょう。この企画は江の島だけでなくとある区切られた場所の中であればどこでも応用することができます。例えば、藤沢市という単位でも面白いのではないでしょうか。こうして普段は足を運ぶことがないような場所でも訪れる人を増やす効果を期待することができる仕組みの試金石として今回のイベントの成功に期待したいと思います。
久しぶりに江の島に行きたくなりました。シラス丼とイカの丸焼きの味を再び味わい、そして何かをもじった怪しげなロゴの入ったTシャツを見たくなってきました。
【参考】
・web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20100217-00001421-r25
・エノシマトレジャー
http://www.akai-tori.com/fujisawa/
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