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西郷どん 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」

2018年2月 04日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

早くも5話目に突入した西郷どん。前回までで猛烈な存在感を発揮していた鹿賀丈史さん演じる斉興が隠居することになり、今回から誰がその座に座ることになるのかと思って見ていたのですが、残念ながら今回はそこまで穴を埋められるほどの人はいなかったような気がします。

最有力であった渡辺謙さん演じる斉彬ですが、当面は斉興の政策を継承するとし、家臣を把握するために主催した相撲大会ですが、最後に勝ち上がってきた吉之助と戦って負けるとそのまま立ち去り吉之助を牢屋に入れてしまいます。優勝したら藩の状況について直訴しようと言い続けていた展開を完全に台無しにしてしまうかのような状況に、若干追いついていけませんでした。

この相撲大会での見所は後の篤姫になる於一でしょう。以前に篤姫を演じていた宮崎あおいさんを思い出しますが、そういった過去に演じた人たちの面影をなくすほどの演技に期待したいです。さて次回は、糸と正助、そして吉之助の間に広がる恋愛模様になる雰囲気です。大河ドラマと恋愛という結びつきには若干苦い思い出があるので、バランスのいい展開になるといいなと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 旧集成館(尚古集成館)
 JR「鹿児島中央」からバス「仙巌園前」下車すぐ

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西郷どん 第4回「新しき藩主」

2018年1月 28日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

鹿賀丈史さんが演じる斉興の殺気迫る演技に完全に周囲が巻き込まれてしまっていますが、そのくらい彼が存在感たっぷりだということなのでしょう。かつて大久保を演じた鹿賀丈史さんとしては、もっともっと盛り上がって欲しいという思いもあるに違いありません。今回は鹿賀丈史さんだけでなく、脇役であるベテラン俳優がもの凄い味を出していたのではないでしょうか。

例えば、吉兵衛役の風間杜夫さん。前回の借金を借りる場面でも頼りないけどいざというときに頼れる素敵な役柄を演じていましたが、今回は赤山が切腹をしなければならない状況において、介錯をつとめます。その直前の葛藤と仕事を終えた後に吉之助を止める迫真の演技に心を打たれました。

そして、もう1人は次右衛門役の平田満さん。お由羅騒動の最終幕で喜界島へ流されてしまうわけですが、その直前に吉兵衛と相撲を取ってその後に正助と無言の会話。こういう雰囲気で演じることができる役者というのはドラマに厚みを持たせてくれていいなと感じました。

江戸では斉彬が拳銃を利用して斉興に隠居を押し迫ります。この辺りは若干本当かなと思うところでもありますが、ドラマは必ずしも史実を忠実に再現する必要はないと思っているので、行間をこのように緊迫した場面で理由付けするのはむしろドラマの盛り上げ要素になると思います。

次回は、いよいよ藩主となった斉彬が藩政を推し進めていきます。その手腕に期待したいと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 旧島津氏玉里邸庭園
 JR「鹿児島中央」からバス「女子高前」下車 徒歩1分

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龍馬伝 第26回「西郷吉之助」

2010年6月 27日 By: rainbow Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

海軍操練所が閉鎖され、勝麟太郎が解任させられてしまい、またもや行く当てがなくなってしまった龍馬たちは、勝先生の最後のお言葉をいただきます。それは、自分自身はもう先頭をきって世の中を動かしていくような脱藩者にはもうなれるほど若くはない、これからは龍馬たちが日本を変えてくれということでした。

きっとこの場面を見たほとんどの人が、金八先生を想像したのではないでしょうか。みんなから「先生」と呼ばれて武田鉄矢も思わず長年の役を演じてしまったのはないでしょうか。完全に龍馬たちが中学3年の生徒たちで、説得を受けているように見えてしまうのですから、いかに武田鉄矢という存在が大きなものであるかを感じざるを得ません。この先も多くの武士の心を正しい方向で導いてくれるのではないかと期待してしまいます。

海軍操練所がなくなってしまうことは、龍馬や長次郎、陸奥たちの今後が真っ白になってしまうことを意味していました。次々と自分の藩へと戻っていく操練所のメンバーですが、彼らは脱藩していることから戻る先がありません。仕方なしにこれからどうするかも含めてみんなでどこかに向いながら決めようとしていました。彼がらはどこに向かうのでしょうか。ここまで有能なメンバーなのですから行き着いた先でその実力を発揮するとは思いますが、問題はどこに行き着くか。楽しみにしたいです。

その行き着く先の有力候補の1つが今回から本格的に登場した西郷吉之助がいる薩摩藩でした。篤姫で登場した小澤征悦さんのイメージがまだ消えていないところに、今回登場したのが高橋克実さんでした。これによって今までよりも少し策略的な印象を持ってしまいますが、その通りで龍馬と話をしていてもその話とは裏腹に何かを隠し持っているような感じの演技となりました。

龍馬と西郷の話の中で登場した少し偉そうな人が小松帯刀でした。西郷のことを「吉之助」と呼び捨てにしているところも瑛太さんが演じていたものとは異なっている感じがします。歴史としてどちらが正しいかはともかく、前回から期間があまり経っていない時に同じ配役を別な俳優にするのは、控えた方がいいかもしれません。

そして、毎回弥太郎と武市半平太の状況をしっかりと自分たちに教えてくれるのが今回のドラマの特徴といえるでしょう。前回予想したとおりやっぱり、武市からもらった毒饅頭を以蔵に渡すことができなかった弥太郎。その渡し方や取り上げて自ら止めさせる方法は、まるでデジャブを見ているかのような気持ちになったのではないでしょうか。そうです、これは龍馬を毒殺しようとした時と全く同じなのです。お喜勢には、人殺しをするなといわれ、弥次郎には楽にしてやれという家族の考えはそれぞれ思いは分かるのですが、弥太郎としては余計苦しむことになったのでしょう。最後はやっぱりオヤジではなくお喜勢の考えを選んだのです。

でも、良かったのかもしれません。手を汚してしまうと、自分の気持ち的に何かを抱えながら生きてしまうことになりますし、誰かにいつとがめられるかも分かりませんから。この弥太郎のきつい仕事もそろそろ終わりを迎え、自分がやりたい商売に専念することができる日も近そうです。

激動の第2部もあと2話と迫って参りました。龍馬のadventureはどのような方向に向かっていくのか楽しみにしたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 - 五台山
 - 高知県護国神社
 - 山田町獄舎跡
 - 薫的神社
 - 岡田以蔵の墓