あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



「30日間全額返金保証」の例外

2015年6月 07日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

最近、ライザップというトレーニングジムが話題になっています。完全個室でのマンツーマントレーニングを受けるとこができるという素晴らしいジムなのですが、とある消費者団体からクレームが入ったことが話題になっているのですが、そのキーワードが「全額返金保証」というもの。

「内容にご納得頂けない場合、全額を返金させていただきます」という通常ならあり得ないくらいの手厚いサポートをしてくれるトレーニングジムであり、効果に疑問がある人の背中を後押しするには十分すぎるうたい文句といえます。

これを単純に見たとき、どんなケースにおいても自分がサービスに不満があったり自分の都合で退会しなければ奈良に時には、返金を受け付けてくれると読めなくもないでしょう。

しかし、詳しく書かれた細則に返金条件として以下が書かれていたというのです。

< 条件1>会社は、会員から返金の申し出があった場合、会員、トレーナー及び会社の三者で協議した上で、会社が承認した場合には、会員に対して支払済みの諸費用の全額を返還します

< 条件2>会員の転勤、引越し、仕事の都合、妊娠その他自己都合による退会の場合は返金を受けられない

つまり、内容に納得していないケースでは会社側と協議をして承認が下ないと返金は認められず、自己都合の場合には返金の可能性は薄いということになります。これは、利用者の受け止め方と大きく認識が異なっているように見えると言われても仕方ないでしょう。

今後、消費者団体とのやりとりの結果、どのような状況になって行くのかはわかりませんが、ジム側に利用者の誤解の無いような分かりやすい表現に是正してもらうことは当然でしょう。こうして利用者の不満を抱えた状態は、企業価値を下げ企業の社会的責任のレベルも問われることになりかねません。

と同時に、利用者も甘い言葉には必ず裏があることを肝に銘じ、無料、返金します、といったような言葉にはどのような例外があるのか小さい文字も逃さずチェックし、必要であれば問い合わせる必要があると思います。

今回の件は、そうした戒めになる出来事だと感じます。

(参考)弁護士ドットコム http://www.bengo4.com/shohishahigai/n_3190/

ココイチのルーはおかわり無料でした

2013年4月 28日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

色々なカレー屋さんを食べ歩いてみたけど、やっぱり最後に安心して食べることができるのが「カレーハウスCoCo壱番屋」。中でもここの野菜カレーは迷ったらこれというくらいで、食べる前から安心して待つことができます。

そんなカレーですが、カレールーとご飯のバランスを見誤ってしまい、最後にご飯だけが残ってしまう、なんていう失敗はつきものです。皿の周りに付いてるカレールーを一生懸命さらって食べるのですが、最後はどうしようもなくなってやむなく福神漬けでご飯を食べる、なんていう悲劇も。

ところが、そんなことはココイチでは気にする必要がなかったことを自分は知りませんでした。なんと、ココイチでのカレールーはおかわり無料なんだそうです。

これには驚きました。

ルーの辛さやご飯の量について、システマティックに金額が決まっているココイチなので、まさかルーが無料おかわりできるなんて知るはずもありません。いや、チャレンジしようとも思わないでしょう。

このルーおかわり無料は基本的にどのお店でも実施しているものなのですが、ちょっとだけルールがあるそうです。そのルールとは、

・無料おかわりは1回まで

・最初に「カレールー多めで」も可能。ただしこの場合おかわりはできない

なんと太っ腹ではありませんか。これで心置きなくご飯にたっぷりのルーでカレーを楽しむことができます。是非試してみてはいかがでしょうか。

【参考】ロケットニュース24 http://rocketnews24.com/2013/04/27/322892/

マクドナルドのコーヒーおかわり無料が終了

2012年4月 16日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

このブログでも紹介させていただいた、半ば都市伝説化している「マクドナルドのコーヒーはおかわり無料なのか」ということに対して、多くの人が実際に実験を行い、確かにおかわりは無料であることを立証してきました。中には昼のピーク時に申し出て断られるというケースも存在していたようですが、おおむねほとんどの店舗で実験は成功に終わっていました。

そんなコーヒーのおかわりですが、なんと2012年4月20日からホットコーヒーの無料おかわりができなくなるというのです。J-CASTによると、神奈川県にあるマクドナルド店舗に問い合わせてみると「おかわりは19日で終了します。日本の全店でそうなると聞いています。その代わり140円のホットコーヒーが100円に値下げになります」という回答を得たとのこと。

この情報について、マクドナルドのWebページでソースを探してみましたが、それらしき正式な情報はありませんでした。こういった対応には必ず経済的な要因が隠されています。コーヒー1杯の原価はおそらく10円しないでしょう。それをおかわりする人があまりに多く存在したため、1杯分しか売り上げにはなりません。

それに対して40円値下げしたとしても、おかわりをなくすことによってトータルでは売り上げを伸ばすことができる、ということでしょう。しかもおかわりをするという人は、お店に長居する傾向があり、一人当たりの売り上げは一向に伸びず、居座る時間分だけ新規で店内で食事をしようとする機会を損失することになります。

これらの理由から、「おかわりを廃止する」ことは、売り上げアップに直接結びつく実に合理的な方法といえます。さらに、おかわりを廃止したことでお客様に悪印象を残すかというと、そこまででもなく、40円値下げするということで、イメージダウンも防ぐことができることから、影響は限定的でしょう。

2005年からおかわりを要望があった際に行っていた隠れサービスは、合理化の波の中で静かに終わろうとしています。おかわり無料サービス終了後は、「価値あるコーヒーサービス」をキャッチフレーズに新しい展開を始める予定だということから、どんなコーヒーにまつわるサービスを展開するか楽しみに見守りたいと思います。

【参考】J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2012/04/16129124.html

マクドナルドの経済学 マクドナルドの経済学
(2012/03/22)
原田 泳幸、伊藤 元重 他

商品詳細を見る