あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 松田翔太


西郷どん 第10回「篤姫はどこへ」

2018年3月 11日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

今回から新たに登場した2人がなんと言っても存在感抜群でした。1人目が福井から来た蘭方医の橋本左内。風間俊介さんが謎の雰囲気を醸し出しながら初登場したところで、吸い込まれてしまったという人も多いのではないでしょうか。

その後、吉之助のもとを訪れ身分を明かした上で自分も密偵であることを説明しますが、吉之助の技量に疑問を持った左内は最後は投げやりに吉之助のもとをあとにします。こうやって登場する人物がいると、思わずその人物について調べてみてしまうのですが、橋本左内は・・・・。なるほどです。

もう1人は幾島でしょう。大河ドラマ篤姫では松坂慶子さんが演じていて、今回も松坂慶子さんって満佐として登場していたな、と思っていました。これで以前の大河ドラマから引き続き登場するメンバーは3人目ですね。
今回は南野陽子さんということで、あごのほくろはどうしても目立たせたいんだなと第一印象は感じてしまいました。それでも、今後彼女がどのような活躍をしていくのか楽しみです。

■紀行■
・東京都品川区
 旧東海道 品川宿
 京浜急行「北品川」下車すぐ


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第9回「江戸のヒー様」

2018年3月 04日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

いよいよ江戸編の始まりです。薩摩ののどかな雰囲気や桜島もしばらく見られないのかなと思うと、見ている自分の方も少しさみしくなってしまいます。江戸にやって来た吉之助は早々にふきという女性に会います。彼女はその昔薩摩で気にかけていた子供で、どうしてここまでこの女の子とのつながりを描くのかなと思っていたのですが、この場面を描くためだったんですね。

貧しく自分が村を去らなければ家族全員のためにならないと幼心に思ったのですが、それを止めることが出来なかった吉之助はもの凄く後悔すると共に自分の力のなさを嘆いたのでした。それが今回ふっと「偶然にも」登場したのですが、この先彼女はどこまで引っ張るのか少し楽しみでもあります。

そんなふきのことをひいきにしていているのが、「ヒー様」と呼ばれる町人風の謎の男でした。後で彼が一橋慶喜なのではないかと見られていますが、ここまで彼の前に偶然が2回も重なると、本当かなと思ってしまいます。フィクションなのは分かっているのですが、吉之助の置かれている立場の中で、お偉方が寄ってくる状況にはもう少しだけ自然な形で見せて欲しいと思います。

斉彬から密偵として、側近で活動することを許されるようになった吉之助。どんどんお殿様やその周辺との絡みが増えてくるみたいなので、その自然な流れに期待したいですね。

■紀行■
・東京都千代田区
 紀尾井坂
 JR「四ツ谷」下車 徒歩8分

・東京都港区
 芝薩摩藩屋敷跡
 JR「田町」下車 徒歩6分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

平清盛 最終回「遊びをせんとや生まれけむ」

2012年12月 23日 By: rainbow Category: 2012年_平清盛 No Comments →

1年間視聴率や絵が悪いなどと言われて評判は低迷していたこの番組ですが、個人的には昨年の江と比較すると素晴らしい出来であったと思います。大河ドラマに対しては見る人の評価も厳しくみんなが合格点を与えることはないのが現状であり、こうあって欲しいという理想は人それぞれです。その中にあって自分は平清盛という人物がどのような人物なのか、それを把握し平氏という一門がどのように繁栄、そして滅亡へとつながっていったのかを知りたいという思いから1年間楽しんできました。

結果として、清盛自身を白河院の子供であり物の怪であるという設定には若干の違和感を感じながらも、その後に描く武士の世を作り上げるために多くの努力、そしてライバルの思いを胸に抱きながら突き進んでいった様をしっかりと脳裏に焼き付けることができたと思います。最後は、その志が途中になってしまいそれを頼朝に託して亡くなっていくのですが、この辺りの史実にはない「思い」を描くのはありだと感じます。この辺りを感じる事が出来るのが大河ドラマの醍醐味なのではないでしょうか。

清盛が亡くなって以降の描き方は少し残念な感じがします。清盛の遺言といいつつ西行が登場するのですが、そのほとんどは松山ケンイチさんがずっと語っていました。これでは亡くなったのではなくなってしまいます。最終回の多くの場面で利用されたこのシーンは、西行が淡々と語ってもよかったのではないかと思います。

先日同じNHKの歴史ヒストリアで平知盛について語られていました。彼は、清盛が亡き後も勇ましく戦い、一時は平氏に勢いをもたらすことになったとしています。勇壮に戦い平氏を率いた知盛も壇ノ浦で海の底に散っていきます。清盛の後にどのように平氏は滅亡に至ったのか、そして最後の戦いである壇ノ浦の戦いについては、軽い描写で終わっています。壇ノ浦の戦いを描くとなると、大変であり本筋とは異なるということだったのかもしれませんが、あっさりと終わってしまったのも残念でした。

最後に頼朝は、自分の世の中でしっかりと清盛の思いを継続させ武士の世を完成させることができたのでしょうか。その答えは歴史が教えてくれています。物語の中ではあまり多くを語っておらず、足利幕府の世で完成したと言っていましたが、清盛が礎を築いた武士の世は確実に身を結んだということであり、見る側としても報われたなあと感じます。

全体的には、上手くまとめられて清盛を描くことができた番組でした。時代自体が馴染み薄く視聴者の関心をえるには至らなかったのでしょうが、作品としては松山ケンイチさんも言っていたように、いい内容だったと思います。

来年は再び幕末の世、綾?はるかさんが主演を演じる八重の桜です。新島八重の一生を描いた作品で女性主人公は江の時以来となります。前回があまりいい印象でなかったので、次回は期待したいと思います。

◆清盛紀行◆
山口県下関市
 - 赤間神宮

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