あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



冷やしご飯の意外な効果

2011年6月 28日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

日本全国で節電が求められるようになった今年の夏は、様々な分野でエネルギーを必要としないものがを利用しようと工夫がこらされるようになりました。スーパークールビズをはじめとして、グリーンカーテン、エアコン温度の設定など自分たちにできることを模索して実践しようとしています。

その中で食の分野においても、体を冷やすためのメニューが次々と登場し、会社近くのレストランでは冷風パスタが一番人気と書かれた看板まで登場しています。この「冷やし」メニューは、パスタだけでなく冷やしリゾットや冷やし茶漬け、冷やしカツ丼などにも波及しているといいます。

CMでも最近放送され始めたのが冷やし茶漬け。お茶漬けで有名な永谷園が発売した冷やしたお水を入れてお茶漬けを作るという、おおよそ今まででは思いつかないような発想の商品もあり、この先もどんどん広がっていきそうな勢い。

冷やしご飯は体を冷やすという直接的な効果だけでなく、そのほかにも「レジスタントスターチ」という成分の意外な効果があると医学博士で管理栄養士の本多京子さんは話します。

「レジスタントスターチ」は近年発見された注目の成分で、米や豆などデンプンが入った食物が、加熱してから冷めるときにできるもので、再度加熱すると元に戻ってなくなってしまうものなのですが、ダイエットやメタボリックシンドロームにも効果があるのでは、と期待されている成分なのだといいます。

つまり、一度炊いて温め、その後冷えてしまったご飯は、再度温めて使うのではなく、冷たいまま食べることによって節電、体の冷却だけでなく、健康にもいいことになります。まさに一石三鳥ともいえるすばらしい料理になるのです。

この夏は、冷やし茶漬けのもとを使うのもいいですし、豆腐とオクラを使った「冷やし茶漬け」や、さっと水洗いしたごはんに豚しゃぶやゴーヤをのせ、だし汁をかけて食べる「冷や汁ごはん」といった冷やしご飯を積極的に食べ夏場を乗り切っていければいいのではないでしょうか。

【参考】japan.internet.com http://japan.internet.com/busnews/20110627/9.html

環境省が推奨する驚きの「超」クールビズ

2011年5月 13日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

この夏は、先の震災によって日本全国で電力が不足することが予想されています。特に企業では、今まで以上の節電が求められるようになり、自分の会社でも蛍光灯の本数が減らされたり、空調温度が28度と設定を上げたりして、少しでも電力を減らそうと努力しています。

社員としても、少しでも協力できるならと率先して電気を消したり、パソコンを省電力モードにしたりしているのですが、昨年の猛暑のことを思うと、今年の夏に向けて大丈夫なのか不安の声をよく聞きます。

昨年は室温の設定を27度にしていたのですが、パソコンから出る熱風や西日によって室温は30度を超える状況に。さすがにそこまで行くと頭がぼーっとしてきて休憩せざるをえなかったのですが、今年はより一層の努力が求められるのです。

そんなサラリーマンの苦労に配慮して頂いたのかどうかは分かりませんが、環境省が素敵な発表を行ないました。それはノーネクタイや半袖シャツなどで過ごす従来の「クールビズ」よりも、夏の軽装化にさらに踏み込んだ「スーパークールビズ」の普及啓発を6月から強化するというもの。

これだけではよく分かりませんが、ネーミングだけみるとワクワクしてきます。

なんかすごい活動なんだろうと予測するのに十分な名前です。クールビズとはご存じの通りネクタイを外し、通気性のよいYシャツやスーツを着ようというものですが、それ以上に涼しくなる格好とは何だろう、そんな妄想が広がります。

スーパークールビズでは、昨年までのクールビズであまり一般的に認められなかった、もしくは一般的ではなかった

ポロシャツ

アロハシャツ

かりゆし

を、今年からはOKにしようというのです。

さらにサンダルや無地のTシャツも執務室内であればOKで、ジーンズも破れてだらしないものでなく節度ある着用であれば問題ないというカジュアル色が一層濃くなった形となります。

ポロシャツは、今までもカジュアル服を着てくる社員の中にはいましたが、さすがにアロハシャツはいませんでした。問題ないといわれても、家にアロハシャツがあるという人は少ないでしょう。

また、その格好で満員電車に乗って会社に来る勇気も今のところ自分にはありません。今後それが当たり前に世界が来るのかもしれませんが、当分はこそりと周囲の状況を確認し、みんなの動向を見守ることになりそうです。

【参考】環境省 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13775