あしたまにあーな

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サーバー移転計画の決行

2010年11月 09日 By: rainbow Category: ITテクノロジー No Comments →

この「あしたまにあーな」は、これまでさくらインターネットのレンタルサーバーを利用してご提供してきました。タイプは多くの人が利用している月額500円で10GB分のスペースを利用できるスタンダードプランです。さくらインターネットは大きな企業も利用しており、この業界では老舗中の老舗。サーバーの安定度は抜群です。


ところが、記事数の増加およびブログツールであるwordpressのプラグイン数の増加に伴って、記事投稿中や閲覧中に「HTTP 503 – Service Temporarily Unavailable」が表示されることが多くなりました。これはレンタルサーバの宿命で、多くの人で1台のサーバを共有していてあまり多く利用している人がいれば、一定以上のアクセスを制限して、全体として安定して運用する仕組みなので仕方ないのです。

しかし、閲覧している方が503のエラーで見れなくなっている割合が全体のアクセス数の5%以上もあることから、これ以上は無視することができないと判断し、サーバーの移転をすることにしました。記事を投稿してから完了するまでの時間が長いのも移転の要因の1つです。

新しいサーバーの要件は以下の通り。
・PHP5を使えること
・wordpressを使っている実績があること
・MySQLが使えること
・月額1000円以下であること
・なるべく容量が大きいこと

この要件に当てはまったのが、ABLENETです。様々なサイト上でも評判はそこそこ安定しており、それでいて、25GBまでで月額875円。それでいて転送量も無制限というのですからかなり格安でしょう。もちろん共有サーバを利用するので、アクセス制限はあると思いますが、今よりはかなりよくなると考え、早速移転することにします。

申込みをしてから、1日で完了メールが届き設定も完了していざ使い始めます。ドメインはそのまま利用するので、利用者から見れば何も変わらないのですが、その入れ物が全然変わっているのです。データベースの移行やファイルの移行など数時間の作業の後、今は安定して速度もかなり上がりました。

これで、閲覧してくれる人が少しでも見やすくストレスなく利用してくれるなら安いものでしょう。この移転がよかったと思えるように、これからも充実したサイト作りをしていきたいと思います。

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JPG・PNG・GIFの使い分け方

2010年10月 27日 By: rainbow Category: ITテクノロジー No Comments →

アナログの時代において写真はカメラ屋さんで現像に出して入手するものでしたが、デジタル化が進んだ今そのほとんどがパソコン上でのファイルとして保管している時代となりました。だからこそ、現像した写真への温かみを感じてしまうのですが、これからどんどんこの流れは進んでいき、ほとんどすべての写真はファイルに取って代わるものと思われます。

そんなデジタル画像にはいくつかの種類があります。大きく、JPG、 PNG、 GIFという3つの形式があり、その他にもBMPなどがあります。デジカメで撮った写真のファイル名の最後にJPGなどと書かれているのを見たことがある人も多いでしょうが、それがファイルの形式になります。画像ファイルを作成する際にこれらの形式についてちょっとした知識があれば、より綺麗な画像を保存しておくことができます。

そこで、今回はデジタル画像の形式についてそれぞれの使い分け方について見ていきたいと思います。

◆JPG(Joint Photographic Experts Group)
JPGはジョイント・フォトグラフィック・エキスパート・グループがプロのカメラマンの標準となるように開発したファイルの形式です。画像ファイルをまずはピクセルと呼ばれる小さな四角に分解し、ピクセル内の微妙な色を単純化することによってデータ量を圧縮していきます。

JPG形式は、一度圧縮してしまうと元の画像に復元することができないという短所があります。元の画像をJPGにして、大きくして表示してみると凸凹しているのが分かると思います。これを元の滑らかな画像に戻すことができないのです。ぼやけたり、かすれたりすることがあるので、活字や線、またシャープな輪郭を含む写真にも向きません。

長所としては大きな画像をものすごく小さいデータ量にすることができるので、保存という観点で非常に優れています。なので、デジカメなどでは比較的標準のファイル形式として利用されています。

JPEGが表現できる色としては、24ビットRGB、CMYK、8ビットグレースケールの全てに対応しているので、用途によってカラフルなものから白黒まで対応しています。

◆GIF(Graphics Interchange Format)
GIFはJPEGと同じように古くからあるファイル形式です。GIFは写真以外の画像をサポートするのに使われていました。それはGIFという画像が表現できる色に関わりがあります。

GIFが表現できる色としては、8ビットカラーのファイルです。画像内で特定の256色しか使うことができないことから写真のようにカラフルな色を表現することができないのです。なので、JPEGなど他のファイル形式からGIFに変換すると色情報が失われて変な色になってしまいます。

そんなGIFの特徴としては、透明色が使えることに加えて動画を作成することができます。アニメーションGIFと呼ばれるもので、複数の画像を1つのファイルにまとめて、それを表示するとパラパラ漫画のようになるのです。

GIFは、デジタルデータの中で同じ配列の部分をまとめることによって圧縮しているので、もとのデータに戻すことができます。そのため、線をくっきり保つことができます。そこでフォントや幾何学的な形状を描くのに用いられます。

◆PNG(Portable Network Graphics)
PNGはGIFが使用している技術が特許の問題で論争を起こした時に、GIFに代わるオープンな技術として開発されました。

PNGが表現できる色としては、GIFのように8ビットカラー画像をサポートしていますが、JPGのように24ビットカラーRGB画像もサポートしています。またデータを圧縮前に戻すことができるので、画像の質を落とすこともありません。

PNGはGIFよりも透明色を用いた画像を作るのに適しています。しかしこれまでの3つのファイル形式の中ではファイルサイズが一番大きくなりがちで、古いブラウザではサポートされていない場合もあるので注意が必要です。

このように、ファイル形式には様々な特徴があり利用用途によって使い分けていくことによってデジタル画像を表現力豊かなものとして保存することができます。

その中でJPGは最高画質でもPNGファイルよりもファイルサイズが小さくでき、サムネイルのような小さい画像の場合は、JPGの非鮮明さは虫眼鏡で見るなどしないと気にならない程度なので、通常写真などの画像はJPGで保存し利用するのがベストといえるでしょう。

【参考】GIZMODO
http://www.gizmodo.jp/2010/10/jpgpnggif.html

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打ち間違えても自動で推測してくれる技術

2010年10月 02日 By: rainbow Category: ITテクノロジー No Comments →

パソコンや携帯電話で文字を入力する際に、自分の思い描く文字列を入力することができたらどんなに早く文章を書くことができるだろうと感じたことがある人はかなり多いと思います。

自分が思った文字を打てないのは、となりのキーボードを打ってしまい結果的に全然違う文字列になってしまったり、正しく打っても自分の意図する変換をしてくれないことによって、あえて文節を少なくして入力するために、結果的に時間が掛かってしまうのです。

本来であれば、自分がどのような文章を書いているのか前後関係から大体分かっているのだから、推測してくれてもいいと思うのですが、パソコンが普及する頃から利用している自分ですが、そのような技術が一般的になっていないように感じます。性能や変換機能自体はどんどん進化しているのですが、入力した文字から推測して変換するという人間のミスを補完してくれる技術は、最も肝心な技術の1つだといえるでしょう。

そんな技術が普及する方向性がようやく見えてきました。検索エンジンの大企業であるGoogleが、スマートフォンのタッチスクリーンの仮想キーボード上で押し間違えても、前後に押したキーからユーザーの意図通りに推測してくれる技術を持つBlindType社を買収したというのです。

スマートフォン向けのサービスではありますが、Googleは携帯電話だけでなくパソコン向けの日本語変換も手がけていることから、この技術の恩恵を受けることができる人は案外多いかも知れません。

キーの配列を大体覚えていれば、多少はずれて隣などを押してしまっても正確に推測して変換してくれるビデオが紹介されていますが、これを見てみると圧巻です。キーボードの大体の場所を押すだけでどんどん文字が変換されていきます。日本語も基本的には仮名漢字変換か、ローマ字変換の人が多いので、英語と同様にキー配列を覚えておけば、打ち間違えをうまく補完してくれて、間違えずに文字を作ることができそうです。

これによって、ほとんど入力した文字をすべて消して始めから打ち直したりする必要がなくなることから、作業効率は劇的に上がることでしょう。はやく実用化し多くの機器に搭載されて欲しい機能でしょう。

この機能は当たり前になるとき、先生や上司は書類作成の締め切りを今よりもっと早めてくるでしょう。もしもそうなったら、この技術は嬉しいのかそうでないのか、分からなくなるかもしれませんね。

【参考】TechWave
http://techwave.jp/archives/51508174.html