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2010年の様々な流行語大賞

2010年12月 04日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年ユーキャンから発表される流行語大賞ですが、2010年も一年間の流行をうまく表現した流行語大賞が発表されました。しかし、流行語の発信元について考えてみると、近年は女子高生などが中になることが多いのが現状です。彼女たちの流行語の特徴は、完全のローカルであり仲間意識を強く持つために閉じられた世界の中で理解することができる暗号化された言葉が流行りやすいのだと思います。

今回は、世間的に広く使われた流行語と共に女子中高生の流行語についても併せてみることによって、「流行語」を広く眺めてみたいと思います。

◆2010年流行語大賞
・ゲゲゲの○○ (大賞)
高視聴率を上げたNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が起因になっています。ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるさんにもスポットが当たる年となりました。

・いい質問ですねえ!
わかりやすいニュースをと取り組んでいた池上彰さんがよく使っていたセリフです。かつて子供向けのニュースを担当していましたが、それが民放にまで波及しゴールデン番組としてニュースが取り上げられるようになったのは彼の功績でしょう。

・イクメン
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性のことを「イクメン」と呼ぶようになりました。つるの剛士さんや照英さん、杉浦太陽さんなどイクメンタレントが活躍しました。

・AKB48
秋元康さんが以前から秋葉原に行けば会いに行けるアイドルとしてプロデュースしていたユニットが今年大ブレイクし、モーニング娘。以来の国民的アイドルグループとして成長しました。

・女子会
女子だけが集まって、食事や情報交換をする会のことです。実際に行ったことはありませんが、女同士だと気軽で楽しいというのが理由なようです。開催する場所は特に問わないといいます。

・脱小沢
民主党政権で政治とカネ問題がクローズアップされましたが、その中で菅内閣が組閣される際に小沢一郎議員のイメージから脱却しようとしてよく使われました。

・食べるラー油
食べるラー油とは、一般的なラー油と違い、具だくさんで、ごはんやお豆腐など様々な食材にかけて楽しむことのできる、辛みを抑えたラー油です。石垣島の「ペンギン食堂のラー油」で静かな火がつき、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が大ヒットとなりました。

・ととのいました
「○○とかけて××と解く、その心は◇◇です」
一見なんの関係もなさそうな二つの○○と××という単語を提示して、共通の◇◇を見つける「なぞかけ」という遊びを持ちネタにした、Wコロンという芸人ボケ担当ねづっちの決め台詞が「ととのいました」でした。

・○○なう。
簡単にいうと、「今○○中」という時に使われ、主にtwitter内で使われ始めましたが、今やメールなど通常時もよく利用されるようになりました。

・無縁社会
単身世代が増えて人と人との関係が希薄になっていくことで、NHKスペシャルでその実態を紹介するドキュメンタリー番組が放送され、大きな話題となりました。

◆女子中高生の流行語
・あげぽよ
テンションアゲアゲな状態を意味する言葉です。「ぽよ」は、なんとなくかわいいので語尾に付けるが特に意味はありません。類似語として「さげぽよ」「ひまぽよ」などがあります。

・ちゃいちゃい
eggモデルの「ねもやよ」がブログの締めくくりに使っている言葉で、「ばいばい」「またね」という意味です。

・アラシック
「嵐」のファンのことで、この言葉は特に嵐を病的に好きになってしまった状態のことをいいます。ちなみに嵐の6作目のアルバム名でもあります。

・やびゃあ
「やばい」が変化した言葉で意味は同じです。様々な芸人やアイドルが使っていることから火が付きました。東海地方の方言でもあります。東海地方の方言でもある

全部で14個を紹介しましたが、どのくらいの言葉について理解することができたでしょうか。流行語というものは来年になると急激にその利用頻度が下がってしまい、死語となってしまうものがほとんどなのですが、AKB48や食べるラー油のように固有名詞になっているような流行語については、流行語だけでなくそれが広く一般的に普及するように、これからも活躍して欲しいと思います。

また、女子中高生の流行語について残念ながら自分は知っているものは1つもなかったのですが、1つ分かったのは嵐や読モといった身近な存在が彼女たちに及ぼす影響が絶大だということ。そういった対象が発信する言葉や言動が直接彼女たちの言動を左右するといっても過言ではないようです。

流行の発信源である女子中高生を把握するためには、嵐や読モの動きをよく見ておく必要があるのかもしれません。来年登場する流行語も期待して待ちたいと思います。

【参考】
・excite News http://woman.excite.co.jp/
・livedoor News http://news.livedoor.com/article/detail/5175268/

変わりゆく学校給食

2010年11月 26日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

学校で給食を食べたのは小学生の頃で、全体の7割くらいはコッペパンに牛乳というメニューで、たまに出るご飯、カレーライス、ソフト麺がすごくごちそうに思えてその日1日のテンションがかなり上がったのを思い出します。

そんな学校給食は今、大きな様変わりをしているといいます。そのキーワードは地産地消と多様化。各地の学校給食は昔とは比べものにならないくらい多彩なメニューになっているとのこと。早速どのようなメニューなのか見てみたいと思います。

◆地産地消を意識したメニューの例◆
・富山県射水市:秋の味覚であるベニズワイガニなど
子供たちに地元の特産品の魅力を知ってもらおうと2003年から富山湾で水揚げしたベニズワイガニを地元の小学6年生に無償で提供しています。
・東京都:深川飯や特産の大根を使った練馬スパゲッティなど
・京都府:エビイモなどの京野菜
・愛媛県:ハモ料理

◆多様化したメニューの例◆
・インド料理のナン
・ベトナム料理のフォー
・韓国料理のチヂミ

学校給食は戦後の食糧難の時代にまでさかのぼります。日本にアメリカが小麦粉を提供しパン中心の献立が確立しました。昔のコッペパンが大きかったのはカロリーを確保するという目的があったからといわれています。1960年代にソフト麺が登場し76年からは米の給食も始まりました。

その給食が変わり始めたきっかけは2005年の食育基本法の施行で、これによって給食を通じて食文化や栄養の知識、地元の特産品を学ぼうという気運が高まったことによります。今では小学校に入る前に様々なところで食育を題材にした「おはなし会」が各地で開催されています。

給食という限られた予算の中で最大限の食育とおいしさの両方を追求する栄養士の方の努力が実を結んでいる結果が今の多彩なメニューを実現しているのだと思います。美味しくて栄養にもなる、そんな給食を食べられる子供たちが羨ましいですね。もう一度学校給食を食べてみたくなりました。そしてさらに時代が進んだときに学校給食はさらにどんどん進化を続けていくことでしょう。その先には何があるのでしょうか。

【参考】
・日経Plus1 2010/10/16
・日本経済新聞 2010/11/25

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(2010/10/15)
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優勝パレードのその後

2010年11月 21日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

2010年 プロ野球の優勝パレードが11月20日と21日に3チームで開かれました。セントラルリーグ優勝の中日ドラゴンズ、パシフィックリーグ優勝の福岡ソフトバンクホークス、そして日本シリーズ優勝の千葉ロッテマリーンズ。それぞれに強さを感じたポストシーズンでしたが、その雄姿を一目見ようと沿道に駆けつけたファンの人数は以下の通りでした。

・中日ドラゴンズ: 約50万人(名古屋市の人口:226万人)
・福岡ソフトバンクホークス: 約25万人(福岡市の人口:146万人)
・千葉ロッテマリーンズ: 約20万人(千葉市の人口:96万人)

すべてが市民ではないことから全くの目安にしかなりませんが、それぞれの人口に占める割合を見てみると、ドラゴンズは22%、ホークスは17%、マリーンズは21%となります。チームの成績と地域の関係もあるので参考程度でしかないのですが、日本シリーズに進出したドラゴンズとマリーンズは共に同じような値を示しています。

人数だけが取りざたされる優勝パレードですが、今回特に気になったのがパレードのその後でした。ドラゴンズとホークスのパレードには警備がしっかりと付きボランティアも活躍していて、ドラゴンズは中日の旗をみんなが手に持って選手にお祝いをしてました。

また、マリーンズのパレードの時には地元自治会などが事前に準備していた新聞紙が紙吹雪として選手へのお祝いとして舞っていました。見ているとその様子は本当にアメリカのようで華やかなムードを感じたのですが、さらに感心したのがその後処理でした。

マリーンズの選手が去ったあとの新聞紙は単なる紙くずになってしまうところを、ファンのみんなが、数トンもある新聞紙をものの15分でキレイに掃除して帰ったというのです。マリーンズの優勝パレードの感想を取材していたVTRでも、その裏で一生懸命拾っている姿を見ることができます。

このニュースを見て、日本一のチームのファンもまた日本一なんだと改めて実感しました。他の人から見るとファンの姿はそのチームへの印象へとつながります。マリーンズへのイメージは、こういった素晴らしいファンの存在によって一層上がったのではないでしょうか。

自分もジャイアンツファンとして何ができるのか考えてみたいと思います。

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