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生田緑地サマーミュージアム2010

2010年8月 02日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

毎年夏の恒例イベントとなっている川崎・生田緑地で開催されるサマーミュージアムは、ここ数年雨の中での開催となりましたが、今年は雲行きが怪しいながらも最後は最高の天気のなかで実施されました。

生田緑地は、貴重で豊かな自然が多く残っていて、日本民家園、青少年科学館、岡本太郎美術館が存在する場所です。この自然と3つの芸術・文化施設のまとまりは、ここにしかない「フィールド・ミュージアム(屋根のない博物館)」といえます。生田緑地サマーミュージアムは、期間中このフィールド・ミュージアム内で様々なイベントを昼だけでなく夜も使って開催し、場所と時間の魅力を思う存分引き出してくれる数少ないイベントだといえます。

今年は、生田緑地の噴水広場、青少年科学館、SL広場付近が大幅に改修を行なっていることから、開催場所が極端に制約をうけることとなり、奥の池を中心としたセコイヤの木の付近と美術館付近でのみ出店がありました。

それでも多くの家族連れがやってきてかなり賑わっていたように思います。今年は駅から生田緑地まで歩いて行けるようになった子供と、初のベビーカーなしで1日目と2日目に参加することにしました。2日目は奥さんも参加し、様々なイベントに参加することができました。

◆ヒーリングLIVEステージ
今年の最大の目的はこのイベントといっても過言ではないでしょう。昨年も2年前も雨に降られてしまったのですが、しっかりとライブは開催する程のサマーミュージアムの看板イベントです。今年の岡本太郎美術館 母の塔前広場の特徴は、前の方にブルーシートと座布団コーナーがあり、自由に座布団の上の特等席をGETすることができる点でしょう。にもかかわらず、その場所をあえて避けて後ろの椅子席が満帆になるのは不思議ですが、自分たちはしっかりと前方を確保して観戦しました。

7/31(土)
・17:40 – 18:10学生バンド 専修大学ブルー・コーラル(ジャズ・コンボ)

男女数名によるジャズバンドです。すこし緊張した面持ちでしたが、腕はかなりのもので、子供もジャズという日頃あまり触れる機会のない世界に食い入るように聞き入っていました。
  
・18:20 – 18:50マサツーセッツ(アコースティック ギター・ボーカル)

登戸出身の3人組です。付近のイベントには必ず参加するメンバーですが、しっかりと音楽を聴くのは始めてでした。3人によるアコースティックというのはあまり聞いた経験がないのですが、自分たちの思いを歌詞や音楽に詰めて表現していました。

・19:00 – 19:30プログレッシブロック・バンドTEE(ユーロロック)
今回は、聞くことができませんでした・・・

8/2(日)
・17:00 – 17:30黒田ギター教室(ギター)

黒田ギター教室の室長である黒田さんと洗足学園音楽大学大学院に在籍している方でフルート奏者のコラボによる演奏です。ギターとフルートの2つが結びつくことによって、フルートがよく映える音楽を聴くことができました。

ここで阿部孝夫川崎市長が来ているということで挨拶。こういった活動に対してよく参加する市長で、このように身近に見ることができるのは不思議な感じがします。この後は川崎フロンターレの後援会長ということで、応援に出かけるため去っていきました。

・17:40 – 18:10市民ゴスペル 川崎 コミュニティ・クワイヤ(ゴスペル)

毎回参加しているゴスペルです。一人の男性が中心になってメンバーを引っ張っていく感じの団体ですが、いつになく気合いが入っていて、みなさんおそろいの緑のTシャツを来ていました。ゴスペル音楽は、やはり教会音楽らしくそのノリと楽しさ、盛り上がりが半端ないですね。

・18:20 – 18:50音楽デュオ J&S 陽だまり(日本のうた)

地元に住んでいらっしゃるソプラノ声楽です。昔ながらの音楽を夕暮れ時という丁度いいタイミングでやっていて、心いやされるひとときでした。この頃から子供の集中力が切れ始め、あたりをうろちょろし出します。

・19:00 – 19:30プロ・企画コンサート ウェイウェイ・ウー(二胡)

そして最後は、二胡奏者のウェイウェイ・ウーさんです。この方は、今NHKのダーウィンが来たという番組で、ケニーGと共にエンディング曲を演奏している方で、今回これが一番見たかった演奏の1つでした。二胡というかなり響く楽器を間近で聞くことができて本当によかったと思います。このようにプロの演奏をこれからも織り交ぜながら全体として魅力あるライブが続くといいと思います。

◆ゴルフ場開放

今回、始めて参加したのが隣接する川崎国際生田緑地ゴルフ場の一般開放です。朝から本当は行きたかったのですが、この炎天下でいたら必ずダウンしてしまうと思い、終了の1時間前に到着して軽く遊びます。それでも激しく体力を消耗しました。ここでは、フェアウェイを歩いたり、芝生の上でそり遊びをしたり、簡単なゴルフをすることができます。子供も最後はバテてしまいましたが、元気に芝生の上を走っていました。

◆出店

例年になく狭い場所での出店でしたが、毎年恒例のカニや鮎、亀の水槽では子供も大喜び。彼は恐がりなので残念ながら触ることができませんでしたが、これでもかというくらい凝視してました。一体何を考えていたのかすごく気になります。

売れないという声も聞かれましたが、最後はほとんどのお店で完売していたようです。やはりかき氷や焼きそばといった定番は売れるのも早いですね。お祭りの醍醐味といえます。

今回は、民家園のほうに足を運ぶことができませんでしたが、年代によって様々な楽しみ方ができるのもこの生田緑地サマーミュージアムの魅力の1つといえると思います。来年、さらにその次には、子供と星空観察や民家園散策、自然観察などができるといいと思います。

そして、2011年には藤子・F・不二雄ミュージアムが完成する予定で、さらに生田緑地のミュージアムは発展していくことでしょう。阿部市長によると、この藤子・F・不二雄ミュージアムは、三鷹の森ジブリ美術館と同様に事前予約制になるとのこと。サマーミュージアムも周辺施設もこれからが楽しみです。

バック・トゥ・ザ・・・ バック・トゥ・ザ・・・
(2010/06/23)
ウェイウェイ・ウー

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民家園通り 夏まつり 2010

2010年7月 19日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

毎年の恒例行事となりました、川崎・向ヶ丘遊園で行なわれている民家園通り主催の民家園通り商店会夏まつりが7月17日に行なわれました。去年に続き、子供と奥さんの3人で出かけることにします。自分たちは至っていつもの服なのですが、せめて子供だけでもお祭りムードを出そうということで甚兵衛姿にすることにします。子供もお祭りが大好きなので、「お祭り行く」といいながら喜んで着替えを行ない、会場に向かうと、歩行者天国になった民家園通りは入り口からあふれんばかりの人の群が。

いつもの事ながら、多くの人がこのお祭りを楽しみにしていたことが分かります。場所によっては人が溜まっていて歩きづらいところもあるので、子供を抱っこして歩いていると、カラオケUスタイル付近でパントマイムのエディーさんが子供たちのために一生懸命風船で動物などを作っていました。始めから見ていたらきっと子供も欲しがったと思いますが、後ろからだったこととすでに終わりつつあったので、早々に立ち去ります。

その奥のアトラクションBでは江戸歌舞伎連の方々が演舞を見せていました。子供が見たいというので、約10分ほど子供を肩車し見続けます。その間微動たりともせずにじっと踊っている人たちを眺めていました。この踊りははやしがどんどんつながりながら様々なシーンを見せてくれます。小さい子供から大人、男性も女性もいてすごく練習したんだと思うような複雑な動きを乱れずに踊っていて、ただただ見とれていました。

このアトラクションBは、子供が大好きな踏切の近くにあり、演舞が終わるとしばらく踏切を眺め続けます。せっかくのお祭りなので次に向かったのが、その踏切そばでやっていたスーパーボールすくいと、ボール投げ。スーパーボールすくいでは、金魚すくいで使う紙のシートで5個もすくった子供に感激しこの子はすごいと親ばかぶりを発揮し、ボール投げでは豪華賞品にギリギリのところの残念賞でしたが、確実にコントロールを身につけていて嬉しくなります。

こういう場所の屋台で買ったものって本当においしいのが不思議です。ホタテ焼きは味が染みていておいしいし、フランクフルトは子供は100円で買うことができるので嬉しい限り。子供も思いきりぱくついていました。

残念なのがなかなかゴミ箱がなかったこと。エコを実践していてリユースのコップなどを勧めているのですが、プラスチックトレーや串などをお店でつけているのであれば、それを捨てるゴミ箱は充実させて欲しいと思います。そういう包装はしないということであれば、それはそれで構わないのですが、ゴミを持って歩いている人がかなり多かったので、皆さん困っている様子でした。

帰りは昨年に引き続き、もみじ亭のおこのみ広島焼を夕食としてGETして帰りました。今年もすごく楽しむことができ、そして来年もまた行きたいと思います。こういうイベントは訪れて楽しむのもいいけど、自分がもてなす側に立つのも楽しいんですよね。なかなかそのような機会はありませんが。

第44回黒門祭を訪れて

2010年6月 27日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

昨年始めて参加した専修大学の三大祭の1つ「黒門祭」は地域住民にも広く参加を呼びかけている珍しい学園祭といえると思います。昨年は家族で出かけ様々なイベントを見ることができただけでなく、おこめ券とQUOカードまで頂き大変お得な印象を持っていました。

今回もそうですが、この黒門祭の大きな特徴として5つのイベント会場に足を運びスタンプをGETすることによって、参加賞として一人1枚のおこめ券を頂くことができることにあります。抽選ではなく先着でもないお得な制度といえます。

それだけでなく、出し物としても非常に高いレベルのものが多いので、楽しみに今年も参加することにします。今年の黒門祭のテーマは「発信しよう!批判精神あふれる学生文化を」で、さすが学生自治会が主導になっているだけあると感じます。

朝の11時頃に専修大学の正門についたのですが、まず驚いたのがその人の少なさ。閑散としていて時折コンビニ袋を手に持った数人の学生が通り過ぎていくだけです。大きな看板には黒門祭とあるので、間違いはないと思いますが少し不安になりながら会場へ向かいます。

催し物は主に2ヶ所で開催されています。まずいった4号館では、昨年に引き続きジャーナリズム研究会の雑誌のクオリティの高さに驚きます。

7号館での一押しだったのは写真研究会の黒白写真です。昨年も非常に質の高い写真を展示していて思わず見とれてしまったのですが、今年もそれは健在でした。特にモノクロの風景写真からは、その場の雰囲気を感じ取ることができます。

残念ながら雨が降り出したので、期待していた三曲研究会の演奏は聴くことができませんでしたが、それはまたの機会に。

帰りは生田緑地を通って帰ることにします。現在中央にある噴水広場は工事中でもうしばらく遊ぶ場所は限られますが、今回の目的はあじさいでした。生田緑地の紫陽花は密かな場所で群生しています。SLが展示されている場所の近くの山を少しだけ登ったところにそれはあります。

もうそろそろ紫陽花の気季節も終わりなのですが、子供は紫陽花をみて「これ、たくさんお水をあげたから綺麗に咲いたの?」と聞いてきます。こういう感性を持ってくれてることは、素直に嬉しいです。

曇り空の梅雨の季節、真っ只中ではありましたが、充実した休日を過ごすことができました。

紫陽花が綺麗な季節

その美しさを身の回りに置いてみてはいかがでしょうか