あしたまにあーな

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F1エンジンの開発が10年間凍結!?

2007年12月 08日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

F1

モータースポーツの最高峰であるF1では、技術力のすべてが注がれています。

しかし、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)が突然、2008年から10年間エンジンの開発を凍結するように指示を出しました。その目的は大きく2つ。
・エンジン開発費の削減
・新たな環境対策技術の導入

環境対策とは、減速時に発生するエネルギーをうまく回収して加速時に再利用するという、「エネルギー回生装置」の導入を目的としています。この装置は既に一般の車には多く導入されているものですが、F1にも導入し、エコ活動を推進しようということのようです。

ただし、これって本当に正しいアプローチなのでしょうか。技術革新を凍結することは世界的にもかなり痛手になるような気がします。それよりも、使用するガソリンの量を制限しみんな一定にするといったようなルールを定めて、その限られたガソリンを如何に使うかといった内容で各メーカーに技術を競わせることの方が重要だし、進歩があると思うのですがいかがでしょうか。

いずれにせよ、この10年でF1がどのようになっていくのか心配でなりません。

屋久島いのちの森 ?縄文杉の奇跡?

2007年12月 03日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

縄文杉

昭和41年5月、当時屋久町役場の観光課長だった岩川貞次さんが発見した、あまりにも大きい伝説の杉の木。時を経て、伝説の木は縄文杉と呼ばれるようなりました。

その他、ウィルソン株という樹齢3000年の杉もあります。幹はまっすぐだったため、豊臣秀吉の時代に大仏殿の材料として切り出されたというから、その古さを物語っています。このような1000年以上の杉がこの島には非常に多く残っているのです。

ところが、高度成長の時代に島の木々は次々にチェーンソーにより切り出されていきます。これにより島の森だけでなく海にも重大な影響を与えるようになりました。海と森はつながっているのです。

ここから、徐々に自然保護の声が高まっていきます。その自然保護のシンボルが縄文杉となり、とうとう1993年 日本初の世界遺産に登録されました。これで森は保護されましたが、新たな問題が生じました。

世界遺産に登録されたことで観光客が殺到するようになり、その結果縄文杉の根っこを荒らされてしまうようになりました。これにより、栄養分を十分吸収することができず成長が止まってしまう危険性もあります。現在林野庁を中心に土壌改良などの修復作業が懸命に続けられています。

屋久島は今も、観光、伐採と共生の間でバランスをとりながら息づいています。観光として屋久島の森に癒されたいと自分も思い、いつかはこの島を訪れたいと思います。

ただし、杉の年齢に比べて自分たちはたかだか数十年の命です。自分たちがこの世を去った後も彼らはずっとそこに居続けます。つらい思いを人間にされても、傷つけられてもそこに居続けるのです。

彼らから見たらちっぽけな存在である僕等が、観光をすることによって彼らを傷つけるようなことは決してしてはならないないことなのです。一人一人ができること、島を訪れたら木々を思いやることが大切だと思います。それと同時に前回もあった酸性雨のような国家レベルの取り組みを強く推進し、杉たちを守っていかなければならないのではないでしょうか。

燃料代が10分の1になる車登場

2007年12月 01日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

ジラソーレ

今、ガソリン代は1リットル150円の時代になりましたね。なんか街乗りもなかなかできなくなってクルンじゃないかと思います。1リットルで10kmくらい走れるとすると、1kmあたりで15円かかることになります。

そんな中、東京のベンチャー企業「オートイーブィジャパン」から発売された電気自動車は、ものすごいコストパフォーマンスがいいんです。ちなみに車名はイタリア語でひまわりを意味する「ジラソーレ」。

このジラソーレの燃費は、1kmあたり約1円!なんとガソリン車の10分の1以下の燃費が魅力なんです。最大時速は65kmしかでないので、まだ高速道路を走ることはできないですが、家庭用コンセントを使って充電できることができることが一番の特徴です。フル充電に要するのは5?6時間程度。

ちなみに電気代は、1回のフル充電だと深夜電力契約を結んでいる場合で約100円、通常の昼間料金でも130円前後で済み、これで最大120km走ることができるというのですから、燃費は1kmあたり約1円の計算になります。

注目の価格ですが、車両本体価格は260万4000円。

ジャパネットたかたのような驚きがないのが悲しいところですが、2人乗り軽自動車と考えれば高価といえるかもしれません。でも、クリーンエネルギー自動車導入補助金の対象車両なので、最大77万円の補助金が交付されます。

190万円程度で購入し、街乗りだけしたいというのでしたらこの車はいいかもしれません。今後このような電気自動車がもっともっと増えて、今のガソリン車並のパフォーマンスを備えることができるのであれば、爆発的に普及すると思います。