あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ドラマ > 2018年_西郷どん


西郷どん 第8回「不吉な嫁」

2018年2月 25日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

今回のメインはなんといっても吉之助の嫁の須賀でしょう。嫁いできてから西郷家には不幸が重なり、周囲からも不吉な嫁と言われ肩身の狭い思いをしてきました。さらに、吉之助が江戸に行くことになったことに対して家系が苦しいといった状況を家の中で訴え若干孤立することになってしまいます。結果的には、大久保正助たちの支援もあって、江戸に行くためのお金がなんとかたまるのですが、それでも須賀としては西郷家に居場所はなかったのでしょう。

離縁することになって、後に語っていますが吉之助は優しすぎてしまい、結果的に自分が吉之助を束縛してしまうかもしれない。だから、吉之助には自由でいてもらいたいがために自分が厳しい口調で身をひく決意をしたといいます。ということは、吉之助にとってもこの離縁はきっと今後にとってマイナスな面だけではないということなのでしょう。

さて次回は、いよいよ江戸に向かう吉之助。斉彬と共に世の中を少しずつではありますが動かしていくのではないかと思います。正助の熱い思いも今回聞けたことから、こうした人々がどのように薩摩から飛び出していくのか楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・神奈川県横須賀市
 ペリー公園
 JR「久里浜」からバス「ペリー記念碑」下車すぐ

・神奈川県横浜市
 たまくすの木(横浜開港資料館)
 JR「関内」下車 徒歩15分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第7回「背中の母」

2018年2月 18日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

龍右衛門が亡くなり、西郷家では不穏な感じになります。その後母である満佐も血を吐いてしまい、そのことによっていよいよクローズアップされるのが吉之助の嫁問題でした。西郷家を切り盛りしていく人がいなくなってしまうことを恐れた吉兵衛は、吉之助に嫁をとるように強くお願いします。父親が頭を下げるというのはそれなりの覚悟をもっておこなったことなのでしょう。その思いに吉之助は応えます。

そして、やって来たのが伊集院家より須賀でした。いつの時代の今の若者は、、、と言われることがありますが、きっと須賀も当時の大人からはそう見られていたのでしょう。愛想があまりよくなく、旦那様に味噌造りを任せてしまおうと提案したり、当時から見ると殻破りだったのかもしれません。それでも吉兵衛は一生懸命須賀を盛り立てます。そして満佐への愛を語った次の日になくなってしまうのです。この後満佐も亡くなってしまうのですが、その扱いがあまりにも違いすぎるので、風間杜夫さんももう少し、最期の言葉を述べたかったのではないでしょうか。

母の満佐は、桜島を一望できるいつもの場所で、吉之助の背中で思いを語った後に静かになくなっていきます。最愛の母親が亡くなるということは、吉之助にとってどんなにつらいことだったでしょう。これによって、大黒柱となってしまった吉之助、そして、一家を1人で切り盛りしていかなければならなくなった須賀。きっと立て続けになくなった西郷家にやってきたばかりの須賀に対して世間の目は厳しいものになると思いますが、周囲がどのようにケアをしていくのか気になるところ。次回に期待しましょう。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 西郷家の墓
 JR「鹿児島中央」からバス「かけごし」下車 徒歩3分

西郷どん 第6回「謎の漂流者」

2018年2月 12日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

前回、御前相撲で優勝し斉彬も破ってしまった吉之助は牢屋に入れられるところから物語は始まります。牢屋の中で出会ったのが今回の中心人物である謎の漂流者。初めのオープニングロールでも「謎の漂流者」と書かれていたのですが、劇団ひとりが登場するとなんだかそれだけでウキウキしてしまうから不思議です。

なにかやってくれるのではないかと思っていたのですが、結果的に彼はジョン万次郎でした。そのセンセーショナルな登場の仕方は彼ならではではないでしょうか。

それにしても、吉之助がなぜ牢屋に入れられたのか今でも謎です。釈放された際も特に要因を説明する場面もなく、何事もなかったかのようにおつとめをしていたところを見ると、一時の感情からお家の人たちが一方的に入れてしまったのではないかと思いますが、もう少し説明が欲しかったです。

ジョン万次郎との関わりの中で、浮かび上がってくるのが「Love」でした。糸は吉之助のことが好きにもかかわらず、全然気付いてくれない吉之助。嫁がなければならない状況が差し迫るなかで、糸は結論を出していきます。自分は間に合わなかったが、誰とでも好きな人と夫婦になれる世の中を作って欲しいと吉之助に切望します。まだこの2人がそのような状況になる日までしばしグッバイですね。

さて次回からは、吉之助に様々な挫折と覚悟が訪れる見込み。藩政に次第に関与していく若手がどのような活躍をするか楽しみにしたいと思います。