あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ドラマ > 2016年_真田丸


真田丸 第5回「窮地」

2016年2月 07日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

前回の最後の場面で、これまで栄華を極めていた織田信長が本能寺の変によってこの世を去ることになります。この辺りについても前回光秀が信長のぼこぼこにされていた1回のシーンだけで、動機付けをしてしまうのは早すぎなのではないかと思ったのですが、今回物語を見てみるとそれも仕方の無いくらい内容がつまっていました。それは、信長亡き後安土の町から逃れようとする人々。その中でも家康と松は特筆すべきものでした。

まず、家康ですがこれまでの大河ドラマでも登場した伊賀越え。先導するのは服部半蔵なのですが、案外適当で全ての村々に体制を完了させているのかと思いきや一部の村では襲われている武士も。そのあたりを問い詰めると時間が無くて周知できなかったところもあるとのこと。こういったことを言いだす大河ドラマは少なくと今まで見たことがなかったので新鮮でした。先を急いでいる途中での穴山梅雪の裏切り、そしてナレーションでの最期。もの凄く驚きました。

さらに、三谷さんらしい演出だなと感じたのは、しんがりに目を向け一生懸命明智から守っている姿を描いていたり、もの凄く坂道を下りなくてはならないときに家康以外の人々が意を決して降りていくのに対して家康だけが躊躇している場面。この状況では足軽達は動きを止めてじっと家康の言動を見守ります。

その雰囲気に耐えられなくなった家康は一気に降りていくのですが、この動かないことによる場面の緊迫とユーモアはこのほかのシーンでも多く見ることができ、シリアスな場面を楽しむことが出来ます。松の避難については、次回なんか動きがありそうですが、他の人質を抱えながらの信繁の動きに注目したいと思います。

真田家としては昌幸が今後どのように進んでいくのかを悩んでいて、信幸に意見を求めますが信幸はこの時代の武将らしく一度部下になったのだから信長に忠義を尽くすべきだと考えます。しかし昌幸はそうは考えていないようで策を巡らしていきます。きっとこの先に昌幸と袂を分かつことになる布石をジワジワと打っているのだと思います。

次回は、真田家がどのように進んでいくのか、また大きな方向転換が行われようとしていますので、楽しみにしたいと思います。

◆真田丸紀行◆
群馬県前橋市
 - 厩橋城址(前橋公園)

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック
価格:1,080円(税込、送料込)

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本
価格:1,080円(税込、送料込)

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]
価格:1,188円(税込、送料込)

真田丸 第4回「挑戦」

2016年1月 31日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

前回までで信長に会う手はずが整った昌幸。信長に会うためにも熾烈な戦があることを今回目のあたりにすることが出来ます。信繁とともに信長の本陣に向かった昌幸にまず待ち構えていたのが家康との神経戦。昔三方ヶ原の戦いでぼこぼこにされた家康は昌幸のことをしっかりと覚えており、ネチネチと責め立てます。前回まで本多正信の言いなりになっていた家康の頼りなさは今回はなく、攻めの一手に徹していたようです。

さらに信忠への対面においても、かつて上杉に送った書状のことを家康から、またもネチネチと責められ、まさに絶体絶命。隣にいた信繁は完全に顔に出ていたのですが、昌幸は完璧に演じて見せます。ぎりぎりのところでこの危機を乗り越えた昌幸はとうとう信長に対面します。

信長はこれまで色々な人が演じていますが、今回の信長はまた違った感じでした。まさに普通の武将がもの凄い格好をして出てきてしまった感が強いイメージ。おそらくしっかりとした武将の衣装を着ていたらそれなりに見えたことでしょう。それだけにブーツで登場すると違和感を感じてしまいました。

一方、真田家に目を向けてみると、まさにコントを見ているような雰囲気。誰が安土へ人質として行くかによってまるでコントのように言い争う様は三谷さんの作品ならではでしょう。一部で女性陣の現代語に違和感を感じているという人もいるようですが、あまり気にせずに楽しむところは楽しんでみようと思います。

最後の場面では、ぼこぼこにいじめられた明智光秀が本能寺の変で逆襲に転じます。次回はこれを発端にして時代が激変していくものと思いますが、今から楽しみで仕方ありません。

◆真田丸紀行◆
長野県諏訪市
 - 法華寺

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック
価格:1,080円(税込、送料込)

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本
価格:1,080円(税込、送料込)

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]
価格:1,188円(税込、送料込)

真田丸 第3回「策略」

2016年1月 24日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

今回もはじめから手に汗を握る展開が待ち構えていました。前回織田に付くことに決めた昌幸ですが、周囲の武将たちとの合議はなかなか進展しません。なかには室賀のように完全に真田を疑い忍びを送られる始末。それでもその上を行く作戦で領内の戦いは完全勝利といった様相を呈してきました。しかしそれについてこれないのが嫡男の信幸でした。自分が父親に必要とされていないのではないかと悩みます。

大泉さんが演じているとどこかで例のキャラクターが出てきてくれるのではないかと思ってみているのですが、さすがにボケ役が堺雅人と二人になってしまうと物語として成立しないので、きっと最後まで真面目キャラを演出していくのでしょう。それに慣れることが自分たちとして求められるのですね。

前回かなりヒステリックになっていた高畑淳子さんも今回は着物をウットリと眺める程度でそこまで露出することもなく安定して見ることができました。さらに女性陣では長澤まさみさんや黒木華さんも登場し、華やかさが出てきたような気がします。このように表舞台での見応え十分な緊迫した戦術と、その裏にある落ち着く場面の組み合わせが今回は絶妙だと今までのところ感じます。

気になった本多忠勝役の藤岡弘、さんですが、なぜ「、」がオープニングなどに登場しているのか、もしかしてNHKはミスっているのではないかとまで思ったのですが、後に調べてみると芸名を変更されており、正しいことが分かりました。失礼しました。今後織田勢だけでなく徳川勢も本多正信が牛耳る家康という新しい雰囲気から目を離すことが出来なくなりそうです。

◆真田丸紀行◆
長野県上田市真田町
 - 真田氏本城跡

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」完全ガイドブック
価格:1,080円(税込、送料込)

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本

2016年NHK大河ドラマ真田丸完全読本
価格:1,080円(税込、送料込)

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]

真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]
価格:1,188円(税込、送料込)