あしたまにあーな

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おんな城主直虎 第46回「悪女について」

2017年11月 19日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

今回は瀬名と信康に関する徳川家最大の悲劇が描かれます。歴史にタラレバは禁物なのですが、信康がこのまま存命であったのなら、秀忠よりも彼が将軍についていたことでしょう。そうなったら徳川家の礎は早期に完成したいたものとみられますが、その時にどうなっていったのでしょう。

そんなことを思い巡らすのもまた面白いなと感じます。そのくらい家臣からの信頼も厚い嫡男を失ってしまうことになる家康を元気づけたのは万千代でした。この辺りは若干フィクション的な要素も含んでいるものとみられますが、家康は立ち直り再び家臣団をまとめていこうとします。

瀬名が井伊谷に立ち寄った際に、万千代とおとわは共にかくまうことを提案しますが、本人の意志は強く残念な結果に終わります。和尚もいっていましたが自分の命をなにに使うか、それは自分が決めること。自分ならなにに使うべきなのかなと考えさせられてしまいました。

いずれにせよ結果としておとわは万千代を通して平和な世の中を作ってもらうために自分ができることをするために命を使うことを決断します。おそらく近々井伊家の家督も万千代に委ねられていくのではないでしょうか。その時を楽しみにしたいと思います。

■直虎紀行■
静岡県浜松市
 - 清瀧寺

おんな城主直虎 第44回「井伊谷のばら」

2017年11月 05日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

イケイケの状況である万千代は、家康の寝所で不審なものを捕らえる手柄をたてたことによって、知行をいただき一躍出世街道をひた走っていくことになります。言葉の端々から小姓になって4年経ったとか、田中城攻めに8年かかったなど言っていますが、時が流れるのが非常にはやいなと思うと同時に時間軸がよくわからずついていけない場面がありました。ということは、万千代は一体今いくつなのかといったこともよくわからないので、周りと比べると遅いのかどうなのかも曖昧な感じでした。

という前提ではありますが、万千代は病床の祐椿尼からの誘いにのって井伊谷にやってきます。そこで直虎と半ば喧嘩別れてきな感じになってしまい、家督を譲るという話にもならない状況になります。和尚様もまだまだ若いのでこれから支えていってあげなくていいのかと暗にお願いをしていますが、まだまだこの二人の雪どけは先になりそうな感じです。

次回からは、徳川家の悲劇である築山殿の事件が発生し、渦中が揺れていきます。この難局を万千代を初め関係者がどのように振る舞っていくのか楽しみにしたいと思います。

■直虎紀行■
静岡県藤枝市
 - 田中城本丸跡

おんな城主直虎 第43回「恩賞の彼方に」

2017年10月 29日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

小姓にあがった万千代ですが、予想通り他の先輩小姓かちからは軽いいじめにあいます。就任早々仕事を与えられず、しまいには万千代が調達した薬を自分たちが取り上げて手柄にしようとする始末。小姓に上がる要因となった武具の管理に関する手柄を自分たちのものにできなった彼らか見るとものすごく当然の言動のようにも見えます。しかし、家康が思ったよりも近くにいる状況下の中で、先輩小姓もこれではこの先厳しいのではないかと思ってしまいます。

その万千代ですが、先の薬の調達などなにかと井伊家からの恩恵を受けながら助け合っています。井伊谷での山崩れの際にも絵図を示しながら植林する方法を伝えることで井伊の民を助けています。直虎とのこういった緊張感のある関係があるからこそ、傲ることなく家康の信頼を勝ち得ていっているのだと思います。少しずつ成長していく万千代が楽しみですね。

それにしても今回でおそらくお役御免になったのが甚兵衛でしょう。百姓でありながらものすごく存在感を発揮し、直虎と民との間をうまく掛け合ってもらった存在でしたが、最後に直虎が天に向かって甚兵衛に語りかけているシーンからみると亡くなってしまったのでしょう。ナレ死でなくてよかったです。

■直虎紀行■
静岡県島田市
 - 諏訪原城跡