おんな城主直虎 第40回「天正の草履番」
草履番の仕事を徐々に極めていく万千代と万福のもとにやって来たのは直虎と松下常慶の2人でした。松下としては井伊の再興を願って出て行ってしまった万千代のことを許さないと初めはいっていましたが、松下源太郎の大人な対応によって丸く収まります。源太郎の言動は本当に見るものに癒やしと勇気を与えるなと感じました。
井伊家を再興することによって、先祖代々の人々周辺にとっては喜ばしいことなによりだったのですが、一方で松下や近藤といった利害関係のある所から見ると必ずしもメリットとは呼べませんでした。それでも、家康の先見性を感じた直虎は万千代に将来を任せることに決めます。
万千代によってそういうターニングポイントとなった重要な回になったのではないでしょうか。徐々に直虎の影響力が少なくなってくるのですが、万千代たち後に続く人々にどれだけ残していくことが出来るのかが大切になっていくのだと改めて感じました。
■直虎紀行■
静岡県浜松市
- 松下屋敷跡
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