いよいよ始まりました、新しい大河ドラマ「花燃ゆ」。様々なサイトで見た期待度は残念ながらそこまで高くない状態で、主人公も歴史の世界ではおそらくマイナーである吉田松陰の妹の文。おそらくこの人物を知っていたという人はあまり多くないのではないかと思います。史実を示す書物にはほとんど登場していないため、比較的自由に主人公を描いていると関係者が仰っていましたが、その結果がどうなるのか、まずは見てから判断していきたいと思います。
物語は幕末の長州 萩。異国からの脅威に対峙するため長州藩でも大砲の訓練などをしている時期に登場したのが、吉田寅次郎と小田村伊之助の2人の人物でした。これまでの旧態依然な学問に危機感を覚えていたふたりは、幕府が禁じている禁書を閲覧し積極的に知識を吸収しようとします。おそらく文というよりはこの2人を中心に物語は進んでいくのではないでしょうか。文という触媒を利用して幕末の有名な人物が色々と活躍していく様子を創造することが出来ます。数年前の大河ドラマで江というものがありましたが、秀吉に一対一で対面したりして、史実にはない動きをしていましたが、今回もそうなりそうな感じがしています。
次回からは、吉田寅次郎と小田村伊之助が江戸に向かい、幕府や藩の枠を超えて動き出すことによって、危険視され始めそうな雰囲気。高杉晋作なども登場しているので、徐々に長州の有名人が勢揃いしていくことでしょう。
毎回、子役の活躍には目を見張るものがありますが、今回の文を演じていた山田萌々香もさすがの演技でした。おそらく次回からはお役御免だと思いますが、他でも活躍していって欲しいと思います。
◆花燃ゆ紀行◆
山口県萩市
- 文の生家跡(吉田松陰誕生地)
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花燃ゆ 価格:1,026円(税込、送料別)
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