風林火山 第40回 「三国同盟」
いよいよ残りがすくなってきましたが、今回のテーマは慈愛ですね。
メインとなる話は、三国同盟と晴信の娘である梅の北条への輿入れです。
三国同盟は昔の遺恨をすべてはらうことができたのかは謎ですが、したたかな3人が
それぞれの思いでWin-Winの関係を築くことができたのではないでしょうか。
その後に、勘助は雪斎から慈愛がないと指摘を受けます。
その流れは、梅が北条へと旅立つとき、三条夫人が梅に抱きつく姿をみた勘助の想いへとつながります。
勘助は、自分が守るべきものはお屋形様、由布姫、四郎の3人だけでその他はいつ敵になるかもわからないと言い放つのですが、そんな自分には一生慈愛の心を理解することはできないと悟るのです。
とはいいつつ、勘助が嫁を取らないのは、ミツとも思いを引きずっているからだと思うのですが、違うんでしょうか。
次回はとうとう、勘助の守るべき相手、由布姫、そして雪斎が亡くなるようで、このことが物語の転機を迎えそうです。