あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



まさに一生の感動もの 屋久島の縄文杉

2015年3月 15日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

「屋久島の縄文杉をみて世界観が変わった」

このようなコメントをよく聞きます。さすがにそこまではないのですが、出会った瞬間に思わず涙が出てきました。それは、そこにたどり着くまでの大変さから来るものなのか、そこに3000年もの間そこにずっといて様々なものを見てきたという威風堂々とした雰囲気から何かを感じたのかは分かりませんが。

屋久島に行く機会があり、行ったからには縄文杉や、「もののけ」の住む森を見たいと思って、それぞれガイドにお願いして行って参りました。

◆白谷雲水峡
白谷雲水峡

もののけ姫のロケ地として有名な場所です。屋久島全体に広がるコケと杉の世界ですが、それらが一体となりさらにそのまま飲んでももの凄く美味しい清流が重なった奇跡の場所でした。

◆縄文杉
全行程11キロメートルのなかで前半8キロがトロッコ道の枕木の上を歩き、後半は階段と岩の上を登ります。トロッコに乗って行けたら最高なのですが、このトロッコは終点にあるトイレの修繕管理用でほとんど走らないそうです。

トロッコ道も最初は枕木の上を歩くため足が痛くなります。ここに板をひくには800万円かかるそうで、寄付すれば敷設されるかもとのこと。中盤からは板がひいてあるので楽なのですが、これが8キロも続くとかなり苦痛です。

ウィルソン株

途中に切り株の中から空を見上げるとハートに見えるウィルソン株、夫婦杉、大王杉などの立派な屋久杉を見ることができます。最後に出会ったのが樹齢3000年と言われている縄文杉。

縄文杉

感じ方はそれぞれだとは思いますが、人間が生きられるのはせいぜい100年。その30倍もの時を超えて生き続ける縄文杉のことをおもうひとときは、間違いなく最高の一瞬だったと思います。

なかなか行く機会がない屋久島ですが、なにか感じることができるひとときを味わうことができる素晴らしい体験をしに行くのもいいかもしれません。

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本所防災館での防災体験

2014年11月 04日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

うちの子は動物園や水族館、植物園などの生き物に関する展示をしているところにはあまり興味がなく、遊びに連れて行ってもテンションが低いのです。

とある休みの日

どうせなら子供が興味があるところに連れて行ってあげようと、どこに行きたいか聞いてみると暴風を体験できるところがいいとのこと。確かにEテレで放送している「学ぼう ぼうさい」を毎回欠かさずみていますので、興味はあるようです。

早速その夜にネットを駆使して探し回ったところ、都内で最大級でかつ暴風を体験できる施設として墨田区にある本所防災館を探し当てます。電話で予約し、Webページを印刷したものを机に置いて準備万端。

次の日、子供の目は輝いていました。どうやら、この施設はテレビで実際に体験してた場所らしく、自分もまさにここに行きたかったようで、まさにハイテンション。

朝早いにもかかわらず電車に乗って1時間30分かけて墨田区の押上に到着。地上に出ると東京スカイツリーがドーンとお出迎えしてくれます。

東京スカイツリー

普通ならこちらが目的地になりそうなのですが、今日の自分たちにとってはスカイツリーもオプションです。帰りに時間があったら寄ろうねといいつつ、目的地である本所防災館に到着。

本所防災館

フルコースを予約した自分たちは、以下の5つの体験を順番にこなしていきます。

1.防災シアター
2.地震体験
3.消火器体験
4.暴風体験
5.煙体験

防災シアターでは座席が画面と連動して揺れ怖いシーンも多かったので子供もぶるぶる震えてましたが、地震体験からは真剣に取り組んでいきます。

煙体験では、実際の災害時のように部屋の上に充満している煙を避けるように這って進む練習、そして真っ暗闇での出口を探す練習などまさに実践さながらの状況でした。

消火器体験では、水が入った消火器を使ってスクリーンに向かって火を消す練習をし、消火器の使い方をマスターします。

そして子供にとってのメインである暴風体験。事前に雨具を着込み特別な部屋に入ります。はじめは心地よい風が吹いてきたと思ったら、突然前と上から大量の水がものすごい風と共に体を押し付けます。

最前列にいる子供は設置してあったポールにしがみついたまま動くこともできず、ただじっとしてるばかり。それでも終わった後は、達成感すら感じているような満足げな表情をしていました。

全行程1時間50分でしたが、あっという間の防災体験となりました。センターの方もおっしゃっていましたが、災害は実際に体験することが頭で覚えるよりもずっと習得できるという言葉が身にしみて実感することができます。これで無料というのですから、ありがたい施設だと思います。

全部で5回くると修了証をもらえるそうで、子供も乗り気でしたがネックなのは遠いこと。忘れたころに今度は家族を連れて出かけたいと思います。

※ちなみに東京スカイツリーは、入場券を買うための整理券をもらったのですが、4時間後というすさまじい状況だったので、あきらめてスカイツリーがよく見えるソラマチ内のスタバで子供と食事をして帰りました ^^;

軍師官兵衛 第34回「九州出陣」

2014年8月 24日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

自分がこれまで歴史を学んできたなかで、ここからしばらくの話はさくっと流され「豊臣秀吉は島津を破って九州征伐を完了させた」程度しか知識がありません。その状況下において、大友宗麟に頼み込まれて九州攻めの決断を下しながらも家康の動きが気になって仕方がないため、結果的に秀吉は自分の母を人質として差し出してまで忠誠を誓わせます。

そしてなんといっても今回最大の見せ場は毛利軍の中枢である吉川元春でしょう。前々からこの物語に登場する毛利勢は素晴らしい演技をする人が多く、鶴見辰吾さんが演じる小早川隆景に密かにファンになっていたりもします。そんな毛利の中でこれまで硬派であった吉川元春は、先の備中高松城攻めで清水宗治を亡くしてしまったことに対して官兵衛に不信感を募らせていたこともあり、九州攻めに向かうのをためらっていました。

その吉川元春に直接話を付けようとする官兵衛。元春の命を自分に預けて欲しいという大胆な告白をしながらもこの場はあっさりと立ち去られてしまいます。これでもうダメかなと思っていた矢先、陣地にはきちんとやってくる吉川元春。このシーン、どこかで見たことがあると思っていたら丹羽長秀が登場する山崎の戦い前でした。デジャブ?感を思いっきり感じながら、こういったシーンは後何回続くのだろうと思ってしまいます。感動的なシーンもこのように続くと、ちょっと冷めてしまうと言う人も多いのではないでしょうか。

以前の丹羽長秀はひとたび合戦になるとほとんど存在感を感じることがありませんでしたが、今回の吉川元春はきちっと軍を束ね、島津に対峙していました。しかし、病というのは本当で小倉城内において人生の幕を下ろします。吉川元春の命を官兵衛が上手く使えたのかどうかは、次回になってみると分かるのかもしれませんが、一つ言えることはこれで毛利と豊臣、黒田の結束は高まったということでしょう。毛利の大将の登場は殆どありませんでしたが、今回は吉川元春の勇姿を思いながら、考えないことにしたいと思います。

◆官兵衛紀行◆
福岡県北九州市
 - 小倉城

福岡県築上町
 - 宇留津城跡