西郷どん 第40回「波乱の新政府」
今回は、西郷という人物がいたからこそ明治政府がうまくまわったんだと思えるような内容でした。少なくとも演出上ではそのように描かれていましたね。大久保や木戸など新政府の中心人物は大きな思いは同じでも、それぞれの役割がありそれを全うすることに全力を出していました。
その結果、全体最適であったり、行く末を考えたリーダーシップをはることができる人物が不在の新政府では、意見が対立することも多く、結果としてそれぞれの関係すら危うくなってしまう状況にありました。その中で西郷は大久保の意見に賛成しながらも、他のメンバーの思いをうまくくみ取りながら、全体として上手くいくように話を持って行く素晴らしいマネージメントを行います。
このようにリーダーシップがあり、周りからの人望も厚い人物が中心にならなければまとまらないんだなと実感しました。次回は岩倉使節団として大久保も含めて海外に行ってしまい、西郷が中心になるようですが、どのようなマネージメントをするのか楽しみにしたいと思います。
■紀行■
・千葉県船橋市
明治天皇駐蹕(ちゅうひつ)之処の碑
新京成線「習志野」下車 徒歩15分
・習志野市
習志野騎兵旅団発祥の地
京成電鉄本線「京成大久保」下車 徒歩10分
NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美
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