2017/02/12
Category: 2017年_おんな城主直虎
前回無事に帰還した亀之丞は名前を井伊直親と改めます。それでも次郎法師からは直親と呼び捨てにされる様子を見ると、上下関係はまだまだおとわの方が上なんだなと感じます。そんな直親は次郎法師と夫婦になるために考えを巡らします。その結果導いたのが次郎法師を死んでしまったことにするというもの。初めはそれに賛成する次郎法師でしたが、自分自身がいなくなってしまうことに対し不安を覚えます。
そして結論としては、自分は井伊のバックアップとしていつでも登場することが出来るように、一時の恋愛感情には流されずに生きる道でした。これは同時に直親と夫婦になるという選択肢を排除することになり、この時代の女性にあって、非常に苦しい選択をすることになります。ある意味、八重の桜に登場した八重さんを思わせるストイックな生き方なのですが、それを主導したのは南渓和尚の道威の話でしょう。南渓和尚はこれからもキーマンになりそうですね。
今回で、次郎法師と直親たちの方向性が見えてきました。政次も次回何らかの活躍をしてくれるものとみられます。それ以外にも竹千代の素晴らしい才能が紹介されたりして周囲も賑やかになって来ました。次回が楽しみです。
■直虎紀行■
静岡県浜松市
- 奥山方広寺