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三平果樹園で秋の恵みをもぎ取り体験

2013/08/25 Category: 地域イベント

三平果樹園

家族で散歩の帰りに立ち寄ったのが、川崎市多摩区にある三平果樹園(みつひらかじゅえん)でした。これまで存在自体は知っていて、数年前には直売所で梨を購入したこともあります。

今回も購入しようとすると、お店の方がここで買ってももぎ取りをしても値段は同じだと教えてくれ、せっかくだからと梨をもぎ取ることにしました。

奥さんと上の子供でもぎ取ることにし、自分は下の子供の散歩に付き合うかたちで園内を徘徊することにします。

昔からこの地域では梨栽培が盛んで、「多摩川梨」というブランドも定着しつつあります。かつては長十郎という品種が主流だったようですが、近年では幸水や豊水、さらにはこの地域特有の稲城という品種まで、この三平果樹園では栽培されていました。稲城は1kgあたり1300円もして高いのですが、これじゃないと嫌だという固定ファンがいるそうで、すぐに売り切れてしまうそうです。

奥さんたちは、かごを持って格闘しながらも幸水と豊水を2個ずつ4つ収穫して、にこにこ顔です。日頃食べるだけの果物もこうやって自分でなっているところをとる体験をすることによって、何倍も美味しく感じる事ができるのだと思います。

その頃、自分はカラスよけの目玉の風船を追いかける子供に引っ張られ、園内を走り回っていました。しかも、常に中腰で移動しなければならないので、余計疲れます。

このままでは終われないと、上の子供と一緒に最後にブドウも収穫。

こうやって、比較的安価で様々な体験が出来る場所があるのは親としてすごく嬉しいことです。子供たちにとって思い出深い出来事になってくれたらいいなと思います。

その日の夜、早速梨をむいてみましたが、もの凄く甘く、柔らかく、そしてしゃりしゃり感を感じられ、子供たちもあっという間に2個を食べ尽くすというスピード。特に下の子供はご飯の時よりも食欲があるのではないかと思うほどのスピードで、ほおばっていました。

きっと、これも自分たちでとったという体験が、プラスアルファの味を出しているのだと思います。また機会があれば、次回も体験させて頂こうと思います。




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