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劇団四季は当初「劇団荒地」だった!?

2011/07/07 Category: 日記

日本に存在する劇団の中でもっとも有名なものの一つが劇団四季でしょう。キャッツ、ライオンキング、オペラ座の怪人は日本の演劇で通算公演回数トップ3を独占しているほどの人気劇団で、この中の一つはみたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

劇団四季は1953年に淺利慶太さんと仲間たち10人程度で立ち上げました。その際に劇団名として「劇団荒地」に決まりかけていたそうです。彼らが好きだったイギリスの劇作家T・S・エリオットの詩の題名「The Waste Land」を和訳して名付けたといいます。

決まりかけていた劇団の名前を変えるきっかけとなったのが、俳優の芥川比呂志さんでした。彼は「若いときなら荒地でもいいけど、40になったら困るじゃないか」といって、当時フランスで活躍していた劇団「テアトル・デ・カトルセゾン」を和訳した「四季」の名前を提案し、それが採用されたそうです。

今では劇団員の数も1300人を超え、年間に300万人もの観客が酔いしれる文字通り日本を代表する劇団には、このように隠れた逸話があったのです。この劇団四季という柔らかな語感によって得ることができたファン層も確実にいることでしょう。

きっとこれからも、キャッツ、ライオンキング、オペラ座の怪人の3つの演劇は、様々な世代に深く染み込み、そして新たな演劇によって、新しいファンが広がって華やかな世界を自分たちは体験することができるのでしょう。

【参考】be on Saturday 2011/7/2

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