あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > 日記 > ファイナンシャルプランニング(FP)受検体験記


ファイナンシャルプランニング(FP)受検体験記

2011/01/23 Category: 日記

お金についての勉強は自分自身でするしかありません。学校の教育の上ではむしろお金に関する知識は遠ざけられており、触れることに一種タブー視される雰囲気すらありました。しかし、その金融知力は人が生きていく上で大切なものであり、それを自分で伸ばしていくしか道はないのです。

家族を持つようになり、将来的に自分の財産や身の回りのお金に関する運用をどうしていくのかを真剣に考えるようになり、それを網羅的に理解するためにファイナンシャルプランニング技能検定はもってこいだと考え、受検することにしました。

今回、受検することにしたのは入門レベルである3級というものであり、○×、3択問題60問からなる学科試験と、事例を使った3択問題15問からなる実技試験で成り立っています。

FPの出題範囲は以下の通り。
1. ライフプランニングと資金計画: 社会保険制度、年金制度
2. リスク管理: 生命保険、損害保険制度
3. 金融資産運用: 金融商品の種類と仕組み
4. タックスプランニング:所得税の種類と仕組み
5. 不動産: 不動産の取得、譲渡の仕組み
6. 相続・事業承継: 相続・贈与の仕組み、税金の計算方法

勉強をするのに利用した参考書は、以下の通りです。
・参考書: かんき出版 FP技能士3級試験 最短集中ゼミ

FP技能士3級試験 最短集中ゼミ'10~'11 FP技能士3級試験 最短集中ゼミ’10~’11
(2010/06/08)
白根寿晴

商品詳細を見る

・問題集: かんき出版 FP技能士3級試験 厳選問題集

FP技能士3級試験 厳選問題集'10~'11 FP技能士3級試験 厳選問題集’10~’11
(2010/06/08)
FPコラボレーション

商品詳細を見る

勉強を始めてみて分かったことですが、年数や金額といったものを暗記する必要があり、それらがかなりあるので混同しやすいのです。適用条件も複雑なことから3級といえどもかなり難しいと感じました。

勉強を始めたのが12月頭からで、まずはひたすら参考書を1章ずつ読んでは、問題集を解くといったものを繰り返していきます。一通り終わったら今度は問題集ベースで解いてみて、分からない部分は参考書で補うといったことを合計4回繰り返し頭にたたき込んでいきます。

最後の方になると、問題はほとんど答えが分かっている状態になるので、頭の中でなぜそれを選択するのかを説明できるようにすることを念頭に置き、なんとか全部クリアしたタイミングで試験を迎えます。

当日は、真冬の寒い時期の試験なんて何年ぶりだろうと思いながら試験会場で最後の勉強です。周りは比較的若い人が多く、本当に大学試験会場のような錯覚を覚えます。試験は学科から始まり、昼休みを挟んで実技へと続いていきました。

自信がある部分を○、不安な部分を△で印を付け、数えてみるとなんとかギリギリ合格ラインはいっていそうなので安心して帰宅し、金融財政事情研究会のWebページを見てみると、午後5時に模範解答が発表されていました。早速答え合わせをしてみると、以下の合格ラインは越えていました。

◆合格ライン
・学科: 60点満点中 36点
・実技: 50点満点中 30点

マークミス等がない限り合格といえそうです。不安だったところの勘が比較的当たったのがよかったのだと思います。

合格通知は3月3日ということなので、ドキドキしながら待ちたいと思います。検定試験は取得してからが本当の勝負であり、いかにそれを実生活に活かしていくかが大切なので、結果はどうであれ今回の貴重な経験を忘れずに利用していきたいと思います。

【参考】金融財政事情研究会 http://www.kinzai.or.jp/




コメント

*



トラックバックURL