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御中と様の使い分け方から学ぶ正確な日本語表現

2010/06/25 Category: 日記

日本語には実に様々な類似語があります。その類似語についてあまり深く考えずに使ってしまっているのではないでしょうか。日本人として実はその言葉遣いは基本的なものであり、恥ずかしい思いをしているかもしれません。日本語の使い方が違うということは、他人はなかなか指摘してくれません。そこで自分自身でそれを矯正していくことが求められるのです。

そこで今回は、使い分けが難しい「御中」と「様」、そして「各位」と「殿」「様」という言葉について考えてみたいと思います。

◆「御中」と「様」の使い分け方
よく宛名書きに利用するこのふたつの文字。「○○株式会社御中 ○○様」という風に両方を使ってしまいがちですが、このように使ってしまうと重複表現になってしまいます。ビジネスに関する総合サイト「ビジネス図鑑」によると、このふたつの区分け方は以下の通りだそうです。

・「御中」
組織に対してつける敬称ではなく、その組織の誰か(誰か分からない場合など)に対して使う敬称

・「様」
明確に宛先が分かっている場合に使う敬称

ということで、「○○株式会社御中 ○○様」ではなく「○○株式会社 ○○様」と書くのが正しい表記となるのです。

◆「各位」と「殿」の使い分け方
同じように、「各位」と「殿」の使い分け方も少し考えてしまうことでしょう。妊娠・出産・育児の総合コミュニティサイト「はっぴーママ.com」によると、「各位」は大勢の人にあてる場合に使用する敬称で「皆様方」という意味なので、「各位様」「各位殿」という使い方は間違いになります。

このように正しい日本語を身につけることによって、相手からの印象も少しよくなるでしょうし、自分自身も賢くなるような気がします。自分もまだまだ日本語は読めないし書けないですが、少しずつ正しい日本語を使うことができるように学んでいきたいと思います。

【参考】gooニュース
http://news.goo.ne.jp/article/gookeyword/life/gookeyword-20100623-01.html

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