面白い結婚式の余興を求められたら
最後の結婚式ブームが自分の周りで起こっていて、久しぶりに2ヶ月連続で結婚式に参加する予定になっています。結婚式はチャペルでお互いががちがちになりながら交わす誓いや両親の姿、そして披露宴では両親からの挨拶など毎回涙ぐんでしまう自分なのですが、料理と共に外せないのが余興ではないでしょうか。
自分の時には、祭り好きの先輩がいて地元九州から東京に来る前での間に四国や大阪などでお世話になった先輩たちからの温かい言葉をインタビューしながら全力で走って関東まで来るというシナリオのビデオが上映されました。その先輩は披露宴に招待していたにも関わらず全く来る様子がなかったので司会の方、会場の皆さんを含め「彼は大丈夫か?」という不安を増大させていた矢先の出来事です。そのビデオは会場にやっとの思いで到着するシーンで終わり、それと同時にその先輩がメインの扉から自分たちよりも目立って登場します。その後は、ありがちなビール一気飲みだったのですが、その熱い思いに感動しこの先輩の部下でよかったと心から思えるひとときでした。
ここまで行くと凄いのですが、誰しも1回くらいは余興を頼まれたことがあるのではないでしょうか。定番は歌を歌ったり、ビデオ映像、芝居やダンスなどが挙げられます。自分の友人はモーニング娘。を会社で闇練していて、当日は10人程度でなりきっていました。このようにその人の個性が出やすい余興ですが、式場の演出を担当するプロであるセレモニーマスターが見た印象に残った余興についてここで紹介したいと思います。
それは「式中に料理教室を開くというもの。出し物をする友人が新婦と同居していたらしく、その頃の思い出の料理を会場で作っていらっしゃいました。そこまでしなくてもよく目にする出し物でも工夫次第でとても印象深いものになるといいます。例えば、「47都道府県の街行く方々に“おめでとう!”を言ってもらう」というもの。出し物をする方が旅行会社の方で、全国を回る機会が多いからこそ出来たことでしょうが、力が入っていると感じさせます。
また、先ほど自分たちの披露宴での先輩の話をしましたが、映像の世界と現実の披露宴会場を結びつける演出をするのは有効だと思います。セレモニーマスターの方によると、DVDが始まると衣装制作や練習風景などの映像が流れます。その後、映像の中の友人たちが衣装を着て電車に乗り、徐々に披露宴会場に近づいてきます。映像は会場の扉の前でストップ。終了と同時に、本人たちが登場して歌を歌う、というものです。本人たちが入場した時には会場は大盛り上がりしたそうです。
どんなにがんばっても20分くらいが最大の持ち時間。その限られた時間の中でその人たちにとって一生に一度の大切な場所をいかに印象深く、そして来賓の方も喜ぶか、そんなことを考えながら余興を編み出すのはすごく楽しい作業だと思います。式場のスタッフや司会の方などもうまく協力してもらいながら、当日どのようにしたいのかを考えてみるといいかもしれません。
【参考】Excite Bit コネタ
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1264469984569.html
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