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最も効果のあるカイロの張り場所

2010/01/12 Category: ヘルスケア

いつにも増して寒さが厳しい今日は冷たい雨がいつ雪に変わってもおかしくない程の気温となっています。コートやマフラーをしているにも関わらず、ほんの少し外を歩いただけですぐに体中に寒さが広がっていくのは寒がりな自分だけではないと思います。

そんなときに大きな味方となってくれるのが使い捨てカイロではないでしょうか。シャカシャカと振ってしばらくするとまるで救世主とも思えるほどのじんわりとした暖かさをもたらしてくれる彼を何とかうまく使いこなしたいと強く切望していましたところ、愛読している日経Plus1で特集記事が載っていたので紹介したいと思います。

メーカーの方によると体の中で寒く感じやすいところを温めると寒さは和らぐそうです。多くの人が首や背中といった場所を指摘するのですが、残念ながら首にカイロを巻き付けるのは何となく気まずく無理矢理マフラーで隠そうとすると低温やけどになってしまう危険性もあります。そこまでリスクを冒さずに、安全に気持ちよく温かくなれる方法について引き続き紹介されています。

実験の結果、尾てい骨の上部を温めると1時間で約2.5度も体の表面温度が上がったという結果を得ます。これは2番目の肩に張ったときの結果である2.0度より格段にいい効果といえます。冷えに詳しい東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長によると、尾てい骨の上部には「仙骨」という冷えに効くツボがあるといいます。仙骨は自律神経の通り道なので温めることで自律神経が活発化し血管が開くことによって、血流がよくなるというメカニズムなのです。ちなみに首の根元にも「大椎(だいつい)」という冷えに効くツボがあるそうですが、始めにあったようにこの部分を隠しながら温めるのは至難の業といえます。

背中の中央に張ったときだと1時間後に1.5度しか体の表面温度が上がらなかったことからも、カイロを張る場所によってその効果は全く違ってくることがわかります。同じカイロなのですからできるだけ温かくなりたいものです。冷たさを忘れたとき、冬という季節が今まで以上に楽しくなり新しい景色を見つけることができるかもしれませんね。

【参考】日経Plus1 2010/01/09


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