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保育園が決まらない母親の半数以上が仕事を断念

2009/11/06 Category: 子育て

今、保育園の不足が社会問題になっています。昔と比べて社会環境が変わりつつあり多くの人が子育てをしながら働くことを選ぶようになり、1歳をこえるあたりから子供を預けて仕事に復帰したいと望む母親が増えていることもあると思います。保育園不足に悩むとある市のWebページで待機児童数を表示してくれるサービスを見つけましたが、4歳から5歳くらいにならないと預けられない状況がはっきりと現われています。

このような状況の中、ベネッセ次世代育成研究所が2009年4月に首都圏の認可保育園に入園申請をした母親720名を対象に調査を行った調査は衝撃的ともいえる現実を見せつけられました。まず、2009年4月に認可保育園に入園したのは、申請した家庭の半数以下の47.2%に過ぎなかったといいます。残り4割くらいは4月の段階で保育園を見つけることすら出来なかったのです。見つけることができない家庭にとって選択肢は限られてきます。

<子どもの預け先が決まらなかった母親は?>
・仕事、または再就職をあきらめる 56.6%
・自分または配偶者の育児休業を延長 23.0%
・祖父母・親戚に預かってもらうことにした 11.5%

これをみると、実に6割近くの人が仕事を諦めてしまっているのです。働きたくても働けない状況はここにも出てきているのです。企業にとってもこれは本当につらいことですし、このようなことが続くようですと、そもそもの雇用の段階で厳しくなることも十分に想定されます。調査から母親にとってどのような働き方が望まれているかが見えてきます。

・子供が0歳の時:働かない
・子供が1?3歳の時:毎日働くが短時間勤務、毎日働かない仕事、家でできる仕事
・子供が4歳?小学校入学前の時:毎日働くが短時間勤務
・子供が小学生以上の時:残業のないフルタイムの仕事

子供の成長と共に少しずつ働く時間を延ばすことができる仕組みがもっともっと拡充して一般的になれれば、子育てに関する不安も和らぐでしょうし、将来への期待も高まると思います。子育てか仕事かの究極の選択肢は片方を選ぶものではなく、両方とも選ばれるべきものです。そのためにも、支援金よりもまずは待機児童を減らすための工夫が最優先として必要なのではないでしょうか。

【参考】CAREERzine http://careerzine.jp/article/detail/866


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