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正しいレーシック手術の知識をつけよう

2009/04/11 Category: 日記

会社の後輩が長年愛用していたコンタクトレンズの調子が悪くなったとのことで、思い切ってレーシック手術を受けることにしたそうです。前々からレーシック手術について、その名前は知っていましたが、やはり不安の方が大きいというのが正直なところです。しかし、視力が0.Xから1.Xに手術後すぐに劇的に改善するというのですから魅力は十分にあるといえます。

レーシックは角膜屈折矯正手術の一種で、角膜の表皮を薄くめくって表出した角膜実質層にレーザーを当てて削った後、めくっていた表皮を元の位置に戻すというもので、手術時間は15分程度と非常に短期間で終わります。

痛みも少なく、手術直後から視力が回復するとして日本でもここ数年口コミを中心に急速に手術件数が増加しています。今や国内で年間45万件が行われているといわれているレーシック手術ですが、その普及とは裏腹に2009年2月に東京・銀座の眼科医院で集団感染が起き、安全性や医師の技術というものが改めて問われているのが現状です。

そんな流れのながで登場したのが「安心LASIKネットワーク」です。安心してレーシック手術を受けてもらうための情報や施設の紹介を行う情報共有の場として発足しました。

日本眼科学会では手術費用を片方の目につき20万?30万円かかるとしているのですが、最近は両目で10万円程度と格安を売り物にする施設も出ているといいます。大勢の患者を診ることで費用が安くなることもあるので、格安だから駄目な施設とは一概に言うことはできません。なので施設のよしあしを見分けるのは非常に難しいので自分でしっかりと勉強して一生に1回の手術に向き合う必要があるのです。

そこで、上記ネットワークの内容を参考にレーシック手術前のチェック事項を以下に示します。見違えるほどの視力を手に入れるためにも、少しでも不安を取り除くためにも、確認をしっかりしないといけませんね。

■レーシック手術前のチェック事項 

(1)視能訓練士ら眼科検査スタッフによる十分な検査を受けて、その後、眼科専門医による診察も受け、検査内容と結果について、医師からきちんと説明を受けたか

(2)高度近視や角膜の厚さが薄い人の場合、レーシック以外の術式を選択肢として検討したか

(3)術前検査とカウンセリングに十分な時間をかけたか。治療について十分理解できたか

(4)年齢や手術の目的などを考慮した目標視力の設定を医師と十分に話し合う時間を持ったか

(5)手術の合併症やデメリットに対する説明を受けたか

(6)初めての適応検査後、手術までに一定の日を空けているか

(7)手術後、短期のみならず長期にわたる定期検査を行う予定があるか

(8)執刀医を把握できる診察だったか。担当医師、執刀医は眼科専門医か

(9)不安に思うことをきちんと質問できたか。医師はそれに十分説明してくれたか

(10)術後に問題があった場合、最後まできちんと治療することが期待できる施設か

(「安心LASIKネットワーク」のホームページから抜粋)

【参考】iza β版
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/241050/


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