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ミツバチさん、どこに行ったの?

2009/04/04 Category: ニュース

ミツバチ

石破茂農水大臣が記者会見で話をしたという一つの話があります。世の中の情勢が刻一刻と変わりつつある激動の今の時代にあって、ミツバチの減少が世界的な問題となっていることに関連して「各都道府県でどういう状況になっているのか、急いで把握しなければならない」とのこと。ミツバチが今急速に減っているという現実を改めて認識させられる内容です。

ミツバチがいなくなるという事件の発端はアメリカで、その当時アメリカではイナイ・イナイ病やミツバチ消失症候群と言われていたそうです。イナイ・イナイ病とはおかしなネーミングをするものだと思いますが、その後「蜂群崩壊症候群(CCD)」と呼ばれるようになりました。

CCDの原因は、免疫機構の弱体化、遺伝子組み換え作物、吸血性の寄生ダニや農薬、受粉業務のための移動ストレスなどの複合など、様々な仮説が示されているのですが、そのどれも原因の特定には至っていないのが現状です。また、玉川大学ミツバチ科学研究施設の中村純教授によると、日本と海外では少し状況が違っていて、海外では人が飼っているミツバチが群れごと失踪する現象が報告されていますが、日本は野生のミツバチの群れの数が少なくなっているのです。

ミツバチが減少することによって、ミツバチを媒介として受粉を行っている様々な果実などの農作物に大きな被害が出る可能性もあります。今はまだ表面化していませんが水面下で事態は深刻化しつつあるのです。

ミツバチが少なくなり価値が高まってくると人が行うのは他人からの略奪です。実際「ミツバチ」というワードで検索すると実に多くの盗難被害が報告されています。被害が拡大しないためにも、原因を早期に特定し、対策を講じる必要がありそうです。

【参考】R25
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112007091308


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