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大健闘だった鷲宮神社

2009/01/10 Category: ニュース

鷲宮神社

毎年のことではありますが、2009年の正月三が日の初詣の人出状況が警察庁から発表がありました。全体としては、全国の主な神社・仏閣への人出は昨年より121万人多い9939万人で、統計の残る74年以降最多だったそうです。確かにこのような不況の時期ですから、お祈りをして何とか状況を好転させたいと思う人が増えたんでしょうね。

以下に、主な各地での初詣人数をご紹介します。
(1)明治神宮(東京)  319万人
(2)成田山新勝寺(千葉)298万人
(3)川崎大師(神奈川) 296万人
(4)伏見稲荷大社(京都)277万人
(5)鶴岡八幡宮(神奈川)251万人
(6)浅草寺(東京)   239万人
(7)熱田神宮(愛知)  235万人
(7)住吉大社(大阪)  235万人
(9)大宮氷川神社(埼玉)205万人
(10)太宰府天満宮(福岡)204万人

この辺りは毎年変わらない神社仏閣が揃っています。しかし、今日注目したいのはこの常連の方々ではなく、ランキング的にこの下位の部分です。それは、埼玉県にある鷲宮神社です。この神社の名前だけでぴんと来た方もいるかもしれませんが、この神社はアニメ
「らき☆すた」でキャラクターが住んでいたとされる神社のモデルになったところで、”聖地巡礼”と称して2007年の夏ごろからアニメファンが詰めかけていた神社なのです。この神社への参拝客は放送後年々増加し、
・2007年(放送前)13万人
・2008年 30万人
・2009年 42万人
と凄い勢いで、人出が伸びているのです。この42万人という数字は、今年の東京ディズニーリゾートへの人出である34万人をも大きく上回っていて、埼玉県内でいうと9位にランキングインしている大宮氷川神社についで2番目だそうです。

地元の鷲宮町商工会の動きも素晴らしく、多くの人が望んでいる商品を版元の角川書店の許可を得て、正月限定のキャラクターの絵馬型ストラップとして7000個用意して完売させるなど、千載一遇のチャンスを見事にものにしています。アニメ自体の放送は終了しているので、今後この人気に頼ることなくどのように人出を維持し、伸ばしていくかが鍵になりそうです。

ちなみに初詣は神社とお寺、どちらに行ったらいいのでしょうかという不思議を年末とある番組で紹介していたのですが、どちらも関係者の方も「どちらでもよい」と話していました。日本では、やおよろずの神という言葉があり、結局は神社もお寺も同じであるとのことで、悩むだけ無駄だったのです。ただし、それぞれにも専門があるようで、学業、厄除け、安産などそれぞれの得意分野の所に行くといいのかもしれませんね。

【参考】
・毎日.jp http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090109dde041040089000c.html
・MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090107/stm0901071824005-n1.htm


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