バスと電車間の乗り継ぎ時間を教えてくれる
深夜近くになると、飲み会の途中にも関わらずそろそろ終電が気になり出したりします。それが、電車だけで帰ることができる人であれば、比較的容易に乗り換え案内のページを携帯から見ることができるのですが、バスを乗り継ぐといった場合一体どのくらいの余裕を見て行けばいいのか難しくなります。
せっかく急いでいってもバスが渋滞などで混んでいて、出発が遅れるといったこともあって助かったり、電車が予想以上に遅れているので、終バスに乗り遅れるといったように、電車とバスの関連性を同時に見ることができるサービスがすごく望まれていました。
そこで、神奈川県を走る神奈中バスと小田急では、相互に乗り継ぎをする人を対象として、2007年から「バス・鉄道運行情報システム」を提供してきました。
これは、神奈川中央交通が導入しているバス運行情報提供サービス「バスロケーションシステム」に、小田急電鉄の列車運行情報提供サービスを付加したもので、携帯電話やパソコンから神奈中バスと小田急線の一体的かつリアルタイムな運行情報のほか、バスと電車を乗り継いだ目的地までの所要時間、運賃、乗り継ぎ可能なバス・電車の出発時刻などを提供しています。
しかし、これまでは対象地域が厚木・愛甲地区限定だったので使いたくても使えない人が多かったと思いますが、9月1日より相模原地区、町田・多摩地区にも導入されます。
小田急線は全線、神奈中は小田急小田原線(登戸駅?相武台前駅)、多摩線(栗平駅、黒川駅、小田急永山駅、小田急多摩センター駅)から相模原市内、東京都内を結ぶ全路線線で提供されます。
このようなサービスは、お客様の満足は確実に上がります。しかも無料で提供してくれるこのサービスによって、路線への愛着もまたわくんですよね。もっと使いやすくするのであれば、アラーム機能とうまく連動させ、出発しなければならない時間になったときに、携帯がブルブルいったり、アラームが鳴ったりするともっといいですよね。
より広範囲で、同様のサービスが広がっていくことに期待したいと思います。
【バス・鉄道運行情報システム】
http://dia.kanachu.jp/
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