カグーが絶滅の危機に!?
新婚旅行で、「天国に一番近い島」ニューカレドニアに行った際、おみやげ物屋さんには至る所にこのカグーの商品が並んでいました。ニューカレドニアの人々にとってかなり身近で象徴的な鳥といえると思います。
この鳥は、ダチョウなどのように飛ぶことができない鳥です。それ故天敵などに弱いのですが、幸運なことにこれまでそのような動物はいませんでした。ところが、近年人の手によって犬や猫が持ち込まれ、一時期100匹前後まで少なくなってきてしまっています。
行ってみるとわかると思いますが、街の中心部から少し北へ進むと、そこはもうニッケル工場になっていて海岸線はモクモクと煙が出ています。これもカグーが生息する場所を減らす原因ともなっています。
今、遠く離れた街横浜のズーラシアでこのカグーの人工繁殖が試みられています。
大切な思い出の場所ニューカレドニアの象徴が、大切な街横浜から再び復活する日が必ず来ますように。
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