おんな城主直虎 第2回「崖っぷちの姫」
前回結婚の約束をした亀之丞は追われる立場となってしまい、それを必死に逃がそうとするおとわ。服を交換して大人を欺き、無事に逃がすことに成功するのですが、母親もいっていたように子供であるということを全面に押し出した作戦であることが分かります。
また他の場面でも、おとわは、亀を待っていてあげないと可哀想だと涙ながらに訴えるのですが、この部分も子供っぽさがいっぱい。果たしてこの時代に、このような考え方がまかり通ったのかよく分かりませんが、現代風になっているなと感じました。
吹越満さんの演技がもの凄く迫真に迫っており、なかなかの冷たい男を演じています。前回の真田丸で登場したそれぞれの人物のように圧倒的な印象を残す人はいませんが、その中でも一番印象深い人といえばこの吹越満さんでしょう。
息子である鶴丸からも疑われてしまう親は、この先幸せをつかむことができるのでしょうか。
さて次回は、なんとか鶴と結婚を回避しようと髪の毛を剃ってしまうおとわ。この子供の反乱を大人達はどのように対応するのか見物ですね。
■直虎紀行■
静岡県浜松市
- 井殿の塚
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