風呂で水をかけるとカビ予防になるのは間違い?!
梅雨の時期はジメジメとしてしまい発生してしまうのがカビ。
先日、我が家でも黒くなったカビをお風呂場で発見し、家族総出で退治しました。後にカビを生えにくくする煙が出てくる商品を使って小一時間待って開けてみると、もの凄い煙の量が部屋の中に入り込んでくるというアクシデントもありましたが、そのくらいしてようやく落ち着きました。
そんなお風呂に生えるカビには黒カビと赤カビが存在し、それぞれに対応方法が違うと、お掃除の専門家であるおそうじ本舗事業部の新野雅さんは話します。その内容を以下に紹介したいと思います。
◆黒カビ対策
黒カビにはカビ用の洗剤を塗布し、ラップで覆って30分くらい放置します。その後こすって洗い流すといいでしょう。これを3回ほど繰り返せば、頑固なカビでもきれいになるはずだといいます。いきなりこすっても、カビの胞子をまき散らすだけなので非効率的なのです。
◆赤カビ対策
風呂場の赤カビは、水をかけながら、古い歯ブラシで、上から下にこするだけでOKです。またシャンプーボトルの底は赤カビがつきやすいので、シャンプー剤の液だれを放置しないよう、日頃からお湯で流しておきます。
また、よく噂で風呂上がりに風呂場に水をかけると室内の温度が下がり、カビ予防になるといわれていますが、それは間違いだといいます。カビが好むのは温度よりも湿度なので、水をかけることによって逆効果になることも。
水ではなく、45℃以上の熱湯をかけて一気に水分を蒸発させて早く乾かしてあげた方が効果的です。排水口にも熱湯をかけると雑菌の繁殖を防げます。排水パイプ用洗剤をかけるのもいいといいます。
お風呂周りはとにかく早く乾燥させてしまうことがカビ対策には最も効果的だといいます。熱湯をかけて乾燥機などで一気に乾かすといった対策がこまめに取れると、カビのいやなニオイなどを防ぐことができ、この時期を快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
(参考)女性セブン 2015年6月18日号
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