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コメダ珈琲店の脅威はそれほどでもなかった

2010/10/31 Category: 日記

今までWendy’sだった場所が解体され、新たにコメダ珈琲店が作られました。近くにスーパーもあることから喫茶店ができれば今までと同様休憩するのに丁度いいと考え、多くの人がこの喫茶店を待ち望んでいました。

その一方、近くには2つの喫茶店が既存店としてあります。1つは喫茶店シャノアール系列のお店、もう一つが個人経営の喫茶店です。シャノアール系のお店は、とにかく単価が安いこと。コーヒー1杯200円程度で飲むことができ、しかも何時間か居座っても問題ないくらいで多くの人が参考書などを開いて勉強していたり、大学生らしき人が打ち合わせを行なっています。

もう一つの個人経営のお店の店内は、低い音楽が流れ少し暗くした照明によって大人の空間を演出しています。混雑しているという状況ではないのですが、一人一人にコーヒーを淹れ、それを高価そうなカップに入れて出します。

このふたつのお店がコメダ珈琲店によって、かなり打撃を受けるだろうと考えていたのですが、開店時期はかなり客が入っていたのですが、現在の状況としてはあまり打撃を受けていないようです。個人経営のマスターに伺ったところ、客層が全く違うのであまり関係ないとおっしゃっていました。

コメダ珈琲店は中京圏を中心に、モーニングセットのお得感で有名です。コーヒー1杯の値段でトーストやゆで卵を食べることができるのは破格と言えるでしょう。しかしその他のメニューを見るとコーヒー1杯400円程度ですし、特別安いというわけでもありません。近所の人たちからは、家族で軽くお茶をしただけで1000円以上してしまうので、あまり行かなくなったと言っている人を見かけます。

コメダ珈琲店としての戦略があって、モーニングの知名度を活かして通常時間帯の客足を捕まえようとしているのかもしれません。メニューを見ると豪華なセットやブーツの形をしたクリームソーダなど家族連れをターゲットとしているものも見受けられます。しかし、今のところそれが値段という障壁によって妨げられているような気がしてなりません。

今後何らかの強みを出していくことができない限り、既存店の客がコメダ珈琲店に行くことは多くないと思います。これから、隠されたコメダの強みを発見していきたいと思います。

名古屋の喫茶店 名古屋の喫茶店
(2010/11)
大竹 敏之

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