手伝うときには気さくに笑顔で
会議終了後などに、席を元に戻したり、ホワイトボードを消したり、プロジェクタをしまったり様々な仕事が残っています。
そんなときに、主に仕事をする人に対して「何かお手伝いすることありますか?なんでもしますよ」と自分も含めて言ってしまうことがあります。
確かに、自分は相手から何か依頼があれば、ここで喜んでお手伝いをするのですが、多くの場合、「いえ、結構です。ありがとうございます」という風にやんわりと断れることになります。確かに自分が逆の立場であれば、相手にそう答えるでしょうね。「じゃあ手伝ってください」とは言いづらいですよね。
ところが、気がつけば、まるで当たり前のように手伝ってくれる人もいたりします。明るくあっけらかんとして、「せめて机を並べるくらいは手伝わせてください」と言っている最中から、さくさくと作業をしてくれます。そうするとお願いする方からも「ありがとうございます。助かります」という感謝が自然とでるものです。
本気で手伝う気持ちがあるのでなら、「何かありませんか?」という受け身の姿勢ではなく、「せめてこれくらいは」と笑顔でもう一歩飛び込んだ姿勢でいくことによって、遠慮なく気さくに人間関係を構築することができるのですね。
このように、何か人の手伝いをしようと思ったら、「せめて?させてください」というひと言と共に、フランクな行動と笑顔を大切にしたいですね。
【参考】日経Plus1 9月6日
他人と差がつく 気のきいた贈り方の技術 (アスカビジネス) (2005/02) 今井 登茂子 |
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