風林火山 第42回 「軍師と軍神」
歴史に出てこないドラマってあるんですね。
傷心の勘助と、家臣の執着から逃れる景虎が高野山で出会い、そこで剣を交じえることとなるシーン、今まで知りませんでした。決して教科書やガイドブックには出てこない場面ですが、後に敵味方となって対陣する2人がこのような形で、ともに仏門に帰依するのがなんだか不思議でなりません。
佐藤慶さんの高僧役もはまり役です。ワンポイントで終わってしまうのがなんだかもったいない気がしてなりません。今後もどこかでいぶし銀の演技を見せてほしいと思います。
重い由布姫からの宿題は、リツを養女にして山本家をつがせるという形に決着したわけなんだけど、最後まで自分がいなくなくなったあと、もう誰も悲しい思いをさせたくないという勘助の気持ちが伝わってきます。娘として婿をとることで、自分の代わりとして一人じゃないようにするつもりだったんですね。改めて勘助の魅力を感じることができる場面でした。
次回はとうとう出家するようです。信玄の誕生です。
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史実がどうかはともかくとして、なんかエアスポットに入ったような一話でしたね
こういう話もあっていいのかも
コメント by Hiro | 2007/10/21 22:32
風林火山?第42回・摩利支天vs毘沙門天!
風林火山ですが、由布姫を失った山本勘助(内野聖陽)はザンバラ髪で身も心もボロボロになっていますが、何とか甲斐まで辿り着きます。武田晴信(市川亀治郎)から由布姫を手厚く葬ったと聞かされます。(風林火山、第42回・軍師と軍神の感想、以下に続きます)
コメント by 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/10/21 23:20