あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



時代を映し出す車内広告

2010年10月 23日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

電車に乗っていると目が行ってしまう車内広告。

その車内広告を1ヶ月掲載するのに、約100万円から200万円ほどかかりその路線を利用する乗客が多いほど高くなる傾向になります。比較的高価であることから、景気や時代が車内広告の世界にも反映しているようです。中吊りの部分に関しては週刊誌や鉄道会社の広告が比較的固定枠として割り当てられているのですが、中でも世相と共に変わっていくのが窓上の広告です。

先日、電車の中で見つけた車内広告のジャンルは、不動産物件、消費者金融、法律事務所、墓地案内というものでした。まるで何かを連想させるような並びになっていますが、意図的に並んでいるというよりは、このようなジャンルの広告が非常に多く種類も豊富なことがわかります。

かつては、遊園地や旅行といった楽しいレジャー関連の広告が多かったのですが、景気のせいなのか、そういった広告は影を潜めてしまいました。また大学の広告も減少傾向にあるように見えます。大学に入りたいと思う人が、車内広告で決める要素はあまりないように思えますが、効果がどの程度あるのか気になるところではあります。

今後、景気が上向いていく中で車内広告が華やかで楽しい情報を自分たち乗客に提供してくれるようになるまで、今しばらく我慢したいと思います。

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(2004/11/30)
小山 雅明

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ゲーム脳が脅かす考える力

2010年5月 27日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

電車内を観察していると、半分以上の人が携帯型ゲームで遊んでいたり、携帯電話をいじっていたりします。携帯電話ではメールやWeb閲覧、ゲームなどがあります。ご多分に漏れず自分も、携帯電話でゲームをよくしていて今日もいつものように遊んでいたところ、ふと感じたことがあります。

それは、ゲームで遊んでいる最中に人間はほとんど脳を使っていないのではないかということです。自分がやっていたのが怪盗ロワイヤルという単純にレベルを上げたりするルーチンワーク的なゲームであったこともあるのかもしれませんが、頭を使い一生懸命考えながらするゲームというのは実は案外少ないのではないかと思います。

そのゲームをしている時間をもっと有効に活用することができるのではないでしょうか。何をもって有効であると判断するのかは人によって違うと思いますが、帰り道に本を読んで勉強したり、観察をしながら偶然の発見をしたりするのもいいでしょう。このように人は何かを考えることを意識的に行なわない限り、その力は退化してしまうのではないかと考えています。

偶然が重なり、今自分の周囲ではすごいことが起こっているかもしれないのです。そういう偶然の発見、幸運を見つける力のことを「セレンディピティ」と呼びます。幸運や新しい発見は、誰のもとにもある物事に気づくか気づかないかで決まるという考え方です。それをゲームの世界に没頭することによってみすみす逃してしまうのではあまりにも、もったいなさすぎます。些細なことでもいいので考える時間を増やし、何も考えずに何かをする時間を少しずつ減らしていくことによって、どのような変化があるのか、楽しみにしたいと思います。

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(2002/07/10)
森 昭雄

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電車内の通話にイラッとくる理由

2010年5月 22日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

電車内で平然と携帯電話で話をする人はかなり減ってきました。周囲からの厳しすぎる程の冷たい視線がそれをうまく抑えているといえます。かつてとある人がこのように言っていました。

「自分は電車内でも携帯で話をする。自分よりもうるさく話をしている女性の集まりがたくさんいるし、そちらの方がうるさいと思う。」

確かに音の大きさだけで考えると携帯電話で話をする声よりも、賑やかに盛り上がる学生などの声の方が大きいでしょう。しかし、聞いている周囲からみると圧倒的に携帯電話で話をしている方が迷惑だと感じると思います。それは携帯電話の利用に関するマナーを守っていないということ以上に、なんとなくイラッと来てしまうのです。

その理由についてアメリカ・コーネル大学の研究チームが明らかにしました。他人の携帯電話の話し声が気に障るのは、会話の半分しか聞こえないことが理由であるというのです。これは大学生を対象に実験を行ない、話者のうち1人だけの話し声が聞こえた方が、両方の話者の声が聞こえた場合に比べ被験者の集中力が低下した
という結果から導かれたものになります。

確かに、電車の中で携帯電話で話をしている人の声が聞こえたとしても、受話音量と相手の声がものすごいことになっていない限り、当然相手の声は聞こえません。研究を行ったローレン・エンバーソンさんによると、会話の半分しか聞こえないと、注目の対象を他にそらすことが難しくなってしまい、かとって話し声を消すこともできないことから、いらだちにつながるといいます。

また、人間は会話の断片から次に相手が何を言うかを予測するので、聞こえる内容が半分では予測することが困難になることも、不安要素を高めもどかしさを高めるのです。

では、相手の声が聞こえれば周囲のイライラはなくなるかといえば、そうとも言えないでしょう。その背景には、声だけでなく表情やどんな人たちが会話しているのかといった言葉のコミュニケーション以外の部分も把握しているのかもしれません。電話の世界では、当人同士はそれが脳裏に焼き付いているのですが、周囲からは全くそれが分かりません。分からないことが目の前で繰り広げられることはすごくストレスを感じる行為といえます。

相手に不快な思いをさせる行為は明らかにマナー違反です。マナーは法律ではないのですが、社会のなかで周囲と関わりながら生活している以上、意識し続けたいものです。今回の携帯電話の通話に関しても、音量の問題ではなく周囲に不快な思いをさせているかどうかがポイントとなります。最近では近くで通話をしている人がいてもなかなか注意できない人のために、3メートル以内であれば圏外にしてしまうという装置まで登場しています。それを利用しなくてもみんなが気持ちよく利用できる環境になるといいですね。

【参考】ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-15432120100521


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