あしたまにあーな

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おんな城主直虎 第7回「検知がやってきた」

2017年2月 19日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

何かのインタビューで今川義元を演じる春風亭昇太さんの台詞があまりないということをおっしゃっていたそうですが、今回もご多分に漏れずに公家のように直接は話をせずに側近のものに取り次いて会話するだけ。台詞がないのをどのように特徴を出しながら演技をするのか難しいところだと思いますが、今後も残り少ない中で楽しみにしたいと思います。

そんな今川に直親の帰還を認めてもらうために出向いた井伊は無事に認めてもらうのですが、その交換条件として出されたのが井伊の里の検地でした。しかし井伊の里には川名の隠し里があり、ここは昔から井伊の人々にとって生き延びるための必要な最後の砦があったのです。これを知った直親は必死で守ろうとするのですが、今川から目付を言い渡されている小野政次の立場としてはこれを許すわけにはいきません。ここで幼なじみという関係とのせめぎ合いが生じます。

政次は、直親から信じていると言われ無性に腹が立ちます。この理由は底では分からなかったのですが、最後にそれが「信じているふり」だったことが要因であることがわかります。幼なじみだからこそ、こういった相手の細かい感情も分かってしまうのでしょう。これを越えて真の信頼を構築できるのかも楽しみですね。

今回のポイントとなった検地ですが、やって来た岩松が隠し里をみつけてしまいます。直親からの無茶ぶりにも関わらず政次がナイスな切り返しを行い、さらに次郎法師が岩松の妻の命日を供養するためのお経がどこまで
効果を発揮したかはわかりませんが、なんとか穏便におわります。

今回、あまりにも直親と、しの、そして次郎法師との関係がクローズアップされており、次回はしのがメインになる模様。こういった恋愛はお約束ではありますが、あまり長引かないといいなと感じます。

◆直虎紀行◆
静岡県静岡市
 - 静岡浅間神社

おんな城主直虎 第6回「初恋の別れ道」

2017年2月 12日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

前回無事に帰還した亀之丞は名前を井伊直親と改めます。それでも次郎法師からは直親と呼び捨てにされる様子を見ると、上下関係はまだまだおとわの方が上なんだなと感じます。そんな直親は次郎法師と夫婦になるために考えを巡らします。その結果導いたのが次郎法師を死んでしまったことにするというもの。初めはそれに賛成する次郎法師でしたが、自分自身がいなくなってしまうことに対し不安を覚えます。

そして結論としては、自分は井伊のバックアップとしていつでも登場することが出来るように、一時の恋愛感情には流されずに生きる道でした。これは同時に直親と夫婦になるという選択肢を排除することになり、この時代の女性にあって、非常に苦しい選択をすることになります。ある意味、八重の桜に登場した八重さんを思わせるストイックな生き方なのですが、それを主導したのは南渓和尚の道威の話でしょう。南渓和尚はこれからもキーマンになりそうですね。

今回で、次郎法師と直親たちの方向性が見えてきました。政次も次回何らかの活躍をしてくれるものとみられます。それ以外にも竹千代の素晴らしい才能が紹介されたりして周囲も賑やかになって来ました。次回が楽しみです。

■直虎紀行■
静岡県浜松市
 - 奥山方広寺

おんな城主直虎 第5回「亀之丞帰る」

2017年2月 05日 By: rainbow Category: 2017年_おんな城主直虎 No Comments →

前回の最後から、おとわの子役がお役御免ということで、満を持して柴咲コウが登場しますが、やはり年齢を考えるとこの少女時代を演じるのは難しいなと感じてしまいます。演技としては元気いっぱいに演じているのですが、黙っていたりすると大人の女性風が思い切り出てしまって、落ち着き感さえ出ている印象を受けました。

そんななか、ずっと嫌な役回りを演じてきた小野政直がこの世を去ってしまいます。最後は井伊のためという雰囲気を醸し出して、自分がやって来たことの正当性を示してくれるのかなと思って見ていたのですが、最期までそれはなされず、息子にも自分と同じようになるだろうと示唆をしてこの世を去って行きます。政次も同じように井伊にとって厳しいことをいう人になるのかどうかは今後の見所の1つだと思います。

そして、途中に鬼になった瀬名さまという存在が間に入るものの、武田・北条・今川家の三国同盟がなされた後に亀之丞が戻ってくることになります。三浦春馬さんを見るとやはりイケメンらしく、ふるまいもそのことを全面に押し出している印象。次回以降、ドキドキの次郎法師を妻にしようと様々な画策がなされる模様ですが、歴史的な一面ももう少しだけ出してくれるとうれしいなと思います。

■直虎紀行■
長野県高森町
 - 松源寺

静岡県浜松市
 - 寺野六所神社