あしたまにあーな

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銀座グリーンプロジェクトから未来へ

2007年10月 14日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

屋上緑化

以前、「素敵な宇宙船地球号」で屋上庭園を紹介していましたが、今回はこの屋上庭園を具体的な取り組みの一つとして番組が銀座に緑を増やすプロジェクトを立ち上げました。屋上緑化の目的はヒートアイランド現象の抑制。芝生の上とコンクリートの上では44度と30度と、なんと14度も違ってくるのです。

さらにそれぞれのビルの屋上庭園を個別に緑化するだけでなく、双方の行き来をミツバチを使って行き来させ受粉してもらおうとする銀座ミツバチプロジェクトも併せて試みとして立ち上がりました。

屋上という限られた養分の中でも、鉄力あぐりとROOF SOILという特殊な土壌を使って補います。

途中、ミツバチがこなくなったり、カラスが襲来したり銀座の屋上は様々な困難に遭いますが、2ヶ月後無事に無農薬野菜の収穫祭を迎えます。

劇団ひとりも言っていますが、これがたった1回限りのイベントにしてしまってはいけません。問題はこのプロジェクトを以下に多くの場所で日常的に行っていくかが大切だと思います。銀座産の野菜が食べられるお店が今後たくさん増えていって、そのプロジェクトに関わっていることを誇りに感じられるようなすばらしい試みにしてほしいです。

知っておきたい屋上緑化のQ&A 知っておきたい屋上緑化のQ&A
(2003/12)
都市緑化技術開発機構特殊緑化共同研究会

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地震を予知することができる?

2007年9月 24日 By: rainbow Category: 環境問題 1 Comment →

今週の「素敵な宇宙船地球号」は地震予知についてです。

遙か昔から、ナマズは地震の前に暴れるなんていう話をよく聞きますが、実はナマズだけでなく、様々な動物が異常行動をするというのです。

例えば、鳥が泣きやまない現象が起きたり、ネズミが一斉に逃げるような行動をとったり、他にも様々な行動が知られています。

それを国家レベルで研究しているのが中国です。その力のいれ用はすごく、全国にある動物園から毎日異常行動がないかを集計して、地震予知に役立てているというのです。

日本でも、地震予知に取り組んでいる研究者がいます。

人間も動物の一種であり、予知することができるはず。

そのことに合致するような、すばらしい能力を持った人たちがいます。

それは、地震発生前に耳鳴りを感じる事ができる人です。しかも、どちらの方向で地震が発生するかも把握しているのです。

そのメカニズムを究明していくと、電磁波が関係していることが分かってきます。

地震発生時には、プレートがこすれ合うときに花こう岩同士がぶつかり合い、電磁波を発生させるのです。その電磁波を脳の聴覚野で感じ取ることができるのです。

動物にも電磁波を当てることによって、反応を起こすことが分かってきました。

この能力はすべての人に備わっているもので、聴覚野では反応しているそうです。それをわずかな人のみが感じ取れるのです。

ただし、地震予知はその使い方を間違えると世の中を混乱に陥れる危険性があります。しかもその精度が悪いといざというときにオオカミ少年になってしまいかねません。今後は、様々な研究データを使用し、その精度をあげて、少しでも地震が発生したときの被害を最小限に抑えることが大切だと思います。

たった、10秒前でも、ガスコンロの火を消し、安全な場所に逃げることはできるのですから。

ホタルの光は悲鳴!? ?夏の夕暮れに異変あり?

2007年8月 20日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

ホタル

今回の素敵な宇宙船地球号は、ホタルの危機についての警告です。

夏になると蛍が淡い光を放ち初めます。全国様々なところで、ほたるの里とよばれる場所が盛り上がりをみせるのですが、その場所の一部ではホタルを人の手によって放っているところもあります。

1匹300円程度でインターネットに売られていて、京都にはホタルのホカクのプロがいます。成虫だけで年間7万匹を出荷していると言います。

ホタルを異なった環境に持ち込むことはいいんでしょうか。売り主は、「東京から関西へ人間もお嫁さんをもらうでしょう、ホタルだって同じだよ」といいます。他の生態系、ホタルにとって道なのかという話をしているのに、なんか的外れな答えな様な気がしてなりません。

そこに警告を発する一人の学者がいます。

板橋区ホタル飼育施設で20年近く、ホタルの研究を続けている理学博士・阿部宣男は、ホタルは生れたところでないと育たないと。

さらに阿部さんはホタルの色も僕等が見ているものとは本来違うそうです。本来の光は、ゆったりとした間隔で淡い求愛光を放っていて、1/f揺らぎをもっています。それに対して、威嚇光と呼ばれる不定期に明るい光(f2二乗分の1ゆらぎ)を放つホタルが近年多くなっているというのです。

ホタルは、少し離れた場所に放たれても威嚇光を放つのです。人は、1/f揺らぎをみると落ち着き、安らぎを感じるのですが、f二乗分の1揺らぎをみると退屈や飽きを感じるのです。なので、威嚇光を見たとしても人は真の癒しを感じることはできません。

よそのホタルを混ぜてはいけない、土地にあった水や土があるのだから、他の土地では育たないんだよと諭します。

年々ホタルの住み処は減ってきていますが、人は自然の中に生かされていて、自分たちの都合によって他の生態系を脅かすようなことをしてはならないのです。

いずれ、共に住むことができるようになったとき、彼らから真の癒しと安らぎを得ることができるのです。そういった意味で、人間と自然の共生生活のバロメータと言えるのかもしれません。