あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供がよく寝る理由

2010年5月 07日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

今も子供は昼寝をしています。2歳半の彼は一日に12時間くらい眠っているので一日の半分は寝ていることになります。生後数ヶ月の赤ちゃんであれば一日の3分の2くらいは寝ていたと思います。「寝る子は育つ」といいますが、この理由について今回は見ていきたいと思います。

子供と大人の睡眠時間の差について説明する際に、動物を例にとって考えてみます。体が小さいハツカネズミと大きなゾウを比較してみると、ハツカネズミの方が13時間も眠るのに対して、ゾウはたったの4時間程度しか眠りません。さらにハツカネズミはゾウよりも体重比で18倍もの食べ物を食べるそうです。まさにハツカネズミはよく食べ、よく寝ているといえるでしょう。

これは、小さい動物の細胞ほどエネルギーが必要であることが理由であると東京工業大教授の本川達雄教授は説明しています。ご存じの通り体は数多くの細胞からできており、細胞はエネルギーを必要としています。細胞は大きい動物と小さい動物では見かけもサイズもそれほど変わらないのですが、エネルギー使用量は大違いで、小さい動物の細胞ほど大量に使うのです。

小さい動物は、大きい動物よりもたくさんのエネルギーを使って活発に動いているのです。活発に動いた分だけそのリカバリーのために休息、つまり睡眠をしっかりととる必要があります。よく眠れば、また次の日によく働くことができるという訳です。

話を人間の子供に戻してみると、赤ちゃんの細胞は母親の4倍ものエネルギーを使っているといわれています。子供の仕事は体をどんどん活発に動かして大きく育ってくれることで、一生懸命彼らなりに頑張っているのです。自分たちは、そんな子供の仕事をできる限り応援してあげる必要があるのだと思います。

【参考】産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100505/edc1005050914001-n1.htm

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親子でいやされるベビーマッサージの効果とは

2010年4月 25日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

赤ちゃんを寝かせ、うまく手遊びをしながらオイルを使って体全身をマッサージしてあげるベビーマッサージを積極的に行なう人が増えているといいます。その背景としては、「親子のきずなを深められる」「赤ちゃんの発育や発達にいい」というイメージが広がっているためで、ベビーマッサージをするための資格まであるとのこと。

我が子が6ヶ月くらいの時も、奥さんはベビーマッサージを試みたそうですが、周囲の赤ちゃんが気持ちよさそうに目をつぶっているのに対して、我が子は寝かされただけで暴れるわ、泣き叫ぶわの大騒ぎ。それ以来、二度と試みることはなかったといいます。そんな子供も今では元気に走り回っているのですが。

◆ベビーマッサージの起源
ベビーマッサージはもともとアジアやアフリカなど多くの文化圏では習慣化されていたもので、1970年代にフランスの医師がインドの親子間のオイルを使ったマッサージをヨーロッパに紹介し、それが体系化され世界的に普及したとされています。日本では1990年代後半に導入され、各地の産科施設などで広く講座が開設されています。

◆科学的にも実証されているマッサージの効果
東京電機大先端工学研究所の小谷博子博士が、1歳未満の赤ちゃんの母親5人に15分間マッサージしてもらい、生理的な変化を調べました。それによると、母子ともに体表面の温度が上昇したほか、唾液中のストレスホルモンの成分濃度が低下する傾向が見られたといいます。また、母親の脳ではリラックス状態を示すアルファ波が倍増、心拍数も低下し、血圧も最高・最低ともに低下しました。

このことから、マッサージによって母子ともに、リラックスしたことを示す結果が出たと結論づけています。マッサージは赤ちゃんの健康に良いだけでなく、母親のストレス緩和や育児不安軽減の方法としても有効だったのです。海外でも夜寝付くまでに40分以上かかっていた乳幼児が、就寝前のマッサージを続けて4週間後に約25分で眠りにつくようになったという報告もあります。

◆マッサージオイルの選び方
赤ちゃんの肌は角質が薄く、デリケートなのですが、オイルを使うことで摩擦によるダメージを防ぐことができるといいます。そんなオイルとしては、スイートアーモンド油などの100%天然の植物油が適していると専門家は話します。

子供だけではなく、母親にとっても大きなメリットがあるベビーマッサージはこれから様々なところで取り上げられ、もっと普及していくことと思います。子供の笑った顔は、それまでのつらい育児も一時忘れることができるほどの力を持っています。マッサージをしてあげるという心の余裕と重なり合ったとき、親子共に心から
子育てを楽しくことができるのではないでしょうか。とりあえず、我が子にはもうベビーマッサージは通用しないので、ベビーソープを使って遊んでみようと思います。

【参考】毎日jp
http://mainichi.jp/life/edu/news/20100423ddm013100102000c.html


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反抗期は大切な成長の証し

2010年3月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

2歳半になる子供は最近「やだ」、「○○じゃないもん」、「○○やらないです(なぜか敬語)」というように親が指示を出すと反対するようになりました。これまでもやんちゃだった彼は、必ずしも自分たちの言うように動いてくれないことが多かったのですが、言葉を伴って明確に反対するようになったのです。これを見て「あぁ、反抗期だな」と奥さんと話しています。

人間が成長する際には大きく反抗期は2回やってくると言われています。1回目が2歳から3歳を中心に起こる第一次反抗期で、2回目が15歳を中心に起こる第二次反抗期です。これらはどちらも自我を目覚めさせ、自覚を深め精神的に成長するために必要不可欠なものなのです。

第一次反抗期は自分自身とそれ以外のものを自覚して、「自分」という存在を把握することができるようになる壁を迎えています。何をやるときも自分でしてみたい、自分の思い通りにしてみたいというような態度をとっていくのです。

子供の嫌々という言葉を聞くと、いい気持ちはしないのですが、そんなときには「おぉ、こいつも頑張っているな」とまともに応じずに少しだけ優しい目で見てあげるように努力しています。きっとこんな時期も長くは続かないだろうし、こうやって自分がこうしたいという気持ちを大切にしてあげたいと考えています。

なので、できるだけ一方的に指示を出すのではなく、「AとB、どちらがいい?」という風に選択肢を与えて、「自分の考えで選んだんだ」という自尊心を刺激してあげるようなシチュエーションを作り出すのが効果的といえます。

しつけも大切ですが、無理にそこで押しつけると子供にとっても親にとっても精神的なダメージは大きくなるので、ある程度自由にさせてあげることも必要なのではないかと思います。

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