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自分の意志できりひらくストーリー

2011年1月 25日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

自分が尊敬する人の一人にレバレッジコンサルティングの本田直之さんがいます。彼は数多くの著書を残していますが、どれも実際に自分の考えとして取り入れやすいものばかりであり、実践することが比較的容易になっています。

というのも、彼の基本的な考え方は「答えは自分の中にある」ということだからです。人のせいにしたり他人に依存していたのではいつまでも自分がなりたいようになることなどできません。自分の考え方を変え、常にプラス思考で居続けよりよい自分になりためにどうしたらいいかを考えることが、すべての近道なのです。

そんな本田直之さんが週刊東洋経済(2011/1/8)にて、人生戦略を描くための5つのポイントを挙げています。非常にポイントをついていると思うので以下にそのまま引用したいと思います。

◆人生戦略を描くための5つのポイント◆
1. 「どんな人間になりたいか」が難しければ「どんな人間になりたくないか」から戦略を組み立てる。

2. 10年、3年、1年の3単位で人生戦略を立て、環境変化に合わせて常に修正する

3. 人生戦略は「仕事」「私生活」「自己管理」「人脈」「資産管理」の5分野に分ける。

4. 壁に当たったら「世の中にはもっと大変な人がいる」と考える。失敗も前向きに受け止める。

5. 上司などのアドバイスを無批判に聞き入れるのは危険。年長者が描くストーリーは常に古く、今は成り立っていない。

その時々の状況に流されるのはすごく楽なことです。しかしそれでは流されてどこに向かっていくのか、漂流してしまうかの答えは出てきません。時代の流れが速い今、漠然とでもいいので自分がどのゴールに向かいたいのかを思い描きながら、目の前の出来事に精一杯取り組むことが大切であると改めて感じます。

言い古されていることなのかもしれませんが、実践することこそ最大の壁なのです。それを乗り越えることができ、自分の基本的なコアとなる考えに昇華させたとき自分はもう一つ上のレベルに上がることができるのだと思います。

【参考】週刊東洋経済 2011/01/08

レバレッジ・オーガナイザー ─自分にレバレッジをかけ、無限大の成果を生み出す実践手帳─ レバレッジ・オーガナイザー ─自分にレバレッジをかけ、無限大の成果を生み出す実践手帳─
(2008/03/28)
本田 直之

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会議時のホワイトボード活用術

2011年1月 10日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

仕事をしていて感じるのは打ち合わせの多さです。自分が主体的に企画して主催になる打ち合わせもあれば、誰かの打ち合わせに参加するものもあり、圧倒的に後者の方が多いのが現状です。

そんな会議でありがちなのがダラダラと時間だけが過ぎていってしまうというもの。言いたいことをお互いに議論するのは非常に重要なのですが、複数の議題が議論されてしまうと、どうしても発散傾向にあります。

そんな会議を効率的にする方法については、ゴールの明確化、事前の根回し等手法が本でも出されていますし、多くの場所で実践されていますので、今回はその道具であるホワイトボードに着目して会議の効率化を考えてみたいと思います。

会議スペースにホワイトボードは普通に置かれるようになりました。言葉では表現しづらい図などを説明したりちょっとした立ち話で利用したり、ホワイトボードは活用すべき重要なアイテムになりつつあります。そのホワイトボードを会議で効率的に使うための方法について以下に示します。

1. 会議のゴールを左上に書く
始めにゴールを書いて明文化することで、参加者全員が論点を修正しやすくします。

2. 論点を書いて集中させる
議論が発散した場合や、議論の内容が空中戦で話だけで進んでいて全体が見えないなと思った時に、「要するにこういうこと」という図や箇条書き等のまとめを書いてみます。黙って書き始めると、発熱した議論も冷静になってみんなの注目を浴びます。

3. すらすらと書けるペンを用意
時々何本も出ないときや、薄いときがあります。薄いまま書いていると参加者の余計なストレスになるので、濃さには要注意です。日頃から出ないペンは元に戻すのではなく捨てるようにします。

4. 最後に議事録を撮る
会議が終わった後に議事録を書くのは結構時間が掛かるもの。しっかりとした議事録が必要な会議でなく、社内でカメラ付きの携帯電話が使えるようであれば、携帯電話でホワイトボードを撮して参加者にメールすれば手間を省くことができます。

会議自体は必要であれば、やはり行なう必要があります。闇雲に会議を減らすのではなく、1つ1つの会議を効率的に行なうことが大切です。その時に、大きな助けと成ってくれるホワイトボードをもっともっと有効に活用できれば、会議の効果も高まるのだと思います。

【参考】日経Plus1 2011/01/08

会議の上手なやり方が面白いほどわかる本―効率的な運営のポイントからファシリテーションまで (知りたいことがすぐわかる) 会議の上手なやり方が面白いほどわかる本―効率的な運営のポイントからファシリテーションまで (知りたいことがすぐわかる)
(2007/06)
山田 豊、横舘 暁郎 他

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喫茶店での15分で効果的な作業を

2010年11月 20日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

家で勉強をするよりも外で勉強した方が効率がいいと感じる人はかなりいると思います。予備校や学校といった勉強をするための場所や図書館などが定番ですが、喫茶店という選択肢もあり、実際に行ってみると多くの人が参考書などを広げて勉強している人が多いのに気がつきます。

数々のビジネス書を執筆している明治大学の齋藤孝教授が書いた「15分あれば喫茶店に入りなさい。」(幻冬舎)によると、喫茶店はやらないといけないという雰囲気とそれを後押しするための環境が整っているといいます。今やるべきことに集中できるという喫茶店をもっと利用しない手はないという幹事がしてきます。

そこで今回は、この齋藤先生の「喫茶店で15分」という超短期間でどのように過ごすことによって集中して作業ができるのか、その方法について探ってみたいと思います。

人間は締め切りが迫ってくると、ものすごい集中力を発揮することができます。喫茶店でたばこをふかしたり、ケータイをいじくって漫然と過ごしているのではなく、1つの作業に対して締め切りを設定するのです。その時間を齋藤先生は15分がベストだとアドバイスします。考えたり全力で体を動かしたりするのは15分という時間が一番効率的にすすめることができるとのこと。確かに、日常生活においても15分くらいで少しふっと現実に戻る時があるような気がします。これを繰り返して30分、1時間と長く集中してタスクをこなしていうことができるのかもしれません。

それに、15分であればスキマ時間をうまく活用することができることから、色々なことを効率的にすすめることができるのも利点といえます。なので時間がかかる作業も15分単位でやるべき事を予め区切っておくといいのです。その集中力を、喫茶店というクローズな世界で適度に静けさがある空間が後押ししてくれるのです。

最後に齋藤先生が15分というスキマ時間を夕子いうに利用するために喫茶店に持ち込む7つ道具を紹介します。

・手帳
・クリアファイル
・3色ボールペン
・A4用紙
・ノート
・電子辞書
・時計、ストップウオッチ

これをいつでも利用できるように、カバンの中に常備しておけたらいいですね。

【参考】日刊ゲンダイ 2010年11月17日

15分あれば喫茶店に入りなさい。 15分あれば喫茶店に入りなさい。
(2010/09)
齋藤 孝

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